ラグビーを始めることになったお子さんや、新しくウェアを新調しようと考えているプレイヤーの皆さんにとって、一番身近でありながら意外と奥が深いアイテム、それが「ラグビーパンツ」です。一見するとただの短パンのように見えるかもしれませんが、実は激しいコンタクトスポーツであるラグビー特有の機能や工夫がたくさん詰め込まれています。「普通のスポーツ用パンツと何が違うの?」「丈が短いのはなぜ?」「下に何を履けばいいの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ラグビーパンツが持つ独特の特徴や、ポジションごとの選び方、人気ブランドの違い、そして泥汚れに打ち勝つためのお手入れ方法まで、初心者の方にもやさしくわかりやすく解説していきます。自分にぴったりの一枚を見つけて、快適で安全なラグビーライフをスタートさせましょう。
ラグビーパンツの特徴とは?普通のズボンとの決定的な違い

ラグビーの試合や練習を見ていると、選手たちが履いているパンツが他のスポーツに比べて少し特徴的であることに気づくかもしれません。サッカーやバスケットボールのパンツとは異なり、ラグビーパンツには「コンタクトスポーツ」であるラグビーならではの理由に基づいた設計がなされています。
ここでは、なぜラグビーパンツがあのような形や素材になっているのか、その理由と普通のズボンとの決定的な違いについて詳しく解説していきます。これを知ることで、ラグビーという競技の特性もより深く理解できるはずです。
相手に「掴まれない」ための丈の短さとフィット感
ラグビーパンツの最大の特徴といえば、やはりその「丈の短さ」でしょう。昔に比べれば少し長めのデザインも増えてきましたが、それでも膝上までしっかりと露出する短い丈が基本です。これは決してファッションだけで決まっているわけではありません。
最大の理由は、相手選手にパンツを「掴まれないようにするため」です。ラグビーはタックルをしたり、密集戦で体をぶつけ合ったりするスポーツです。もしパンツの丈が長く、布が余っている状態だと、相手にそこを掴まれて倒されたり、動きを止められたりする格好の的になってしまいます。
そのため、ラグビーパンツは極力布の面積を減らし、体にピタリとフィットする形状で作られています。最近では「ピチパン」とも呼ばれるほどタイトなシルエットのものが主流になっており、これも相手の指が引っかかる隙を与えないための工夫なのです。
激しいタックルにも耐える素材の強度と耐久性
普通の体操服やランニング用のパンツでラグビーの練習をすると、あっという間に破れてしまうことがあります。これは、ラグビーのプレー中に加わる力が並大抵のものではないからです。スクラムを組んだり、地面に倒れ込んだり、相手と擦れ合ったりする激しい動作が繰り返されます。
ラグビーパンツには、こうした過酷な環境に耐えられるだけの「圧倒的な強度」と「耐久性」が求められます。一般的には、厚手で丈夫なポリエステル素材が100%使用されることが多く、引っ張っても簡単には裂けないように縫製も強化されています。
特に股下の部分は、スクラムやランニングで大きな負荷がかかるため、補強ステッチが施されていることがほとんどです。触ってみるとわかりますが、生地には独特のハリとコシがあり、少々のことではへこたれない頼もしさを感じることができるでしょう。この頑丈さこそが、プレイヤーの身を守る重要な要素なのです。
ポジションによって異なる形状(フィット・ワイド)
一口にラグビーパンツと言っても、実はポジションや役割によって適した形状が微妙に異なります。大きく分けると、バックス(BK)向けの「フィットタイプ」と、フォワード(FW)向けの「ワイドタイプ」や「スタンダードタイプ」が存在します。
バックスの選手は、フィールドを広く走り回り、スピードで勝負する場面が多くなります。そのため、空気抵抗を減らし、足の可動域を最大限に広げるために、より体に密着したフィットタイプや丈の短いモデルを好む傾向があります。走る際の布のバタつきを抑えることは、パフォーマンス向上に直結します。
一方、フォワードの選手はスクラムを組む際に、太ももやお尻周りに大きな筋肉がついていることが多いです。そのため、お尻周りに少しゆとりを持たせたワイドタイプを選ぶことがあります。また、スクラムの中でお互いの体を密着させる際、あまりにピチピチすぎると窮屈で力が入らない場合もあるため、体型に合わせた選び分けが重要になります。
試合用における「ポケット禁止」の安全ルール
ラグビーパンツを選ぶ際に絶対に知っておかなければならないルールの一つが、「ポケットの有無」です。公式戦で使用するラグビーパンツには、基本的にポケットが付いていません。付いているとしても、内側に小さなマウスガード入れがある程度です。
これは「安全対策」のためです。もしパンツにポケットが付いていると、タックルの際や密集の中で、相手選手や自分の指がポケットに引っかかってしまう危険性があります。勢いよく走っている最中に指が引っかかれば、骨折や脱臼などの大怪我につながりかねません。
そのため、試合用として販売されているパンツにはポケットがないのが普通です。一方で、練習用や移動着として作られたパンツには、利便性を考えてポケットが付いているものもあります。購入する際は、それが「試合で使えるものか」「練習専用か」を確認することが非常に大切です。
失敗しないラグビーパンツの選び方とポイント

ラグビーパンツの特徴がわかったところで、次は実際に購入する際の選び方について見ていきましょう。お店やネットショップにはたくさんの種類のパンツが並んでおり、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも少なくありません。
ここでは、サイズ感や素材、用途に合わせた選び方のポイントを具体的に紹介します。これらを押さえておけば、買ってから「失敗した!」と後悔することを防げるはずです。
練習用と試合用の使い分け(色やデザイン)
まず最初に考えるべきなのは、そのパンツを「いつ履くのか」という用途です。大きく分けて、練習用として使うのか、それとも試合用として使うのかで選び方が変わってきます。
試合用の場合、所属するチームのユニフォーム規定に従う必要があります。多くのチームでは、ジャージ(上)だけでなく、パンツの色も「白」や「黒」、「紺」などで統一されています。個人で勝手に好きな色を履いて試合に出ることはできませんので、必ずチームの指定色を確認してから購入しましょう。また、前述の通りポケットがないタイプを選ぶ必要があります。
一方、練習用であれば、基本的に色は自由です。最近ではカラフルなデザインや柄物のパンツも人気があり、自分の個性を出すアイテムとして楽しむプレイヤーも増えています。練習のモチベーションを上げるために、好きなブランドや派手なデザインのものを選ぶのも良いでしょう。練習用ならポケット付きでも問題ない場合が多いですが、コンタクト練習(ぶつかり合い)をする日はポケットなしの方が安全です。
自分に合うサイズ感の見極め方
ラグビーパンツ選びで最も重要なのが「サイズ感」です。普段の洋服と同じ感覚で選ぶと、大きすぎたり小さすぎたりしてプレーに支障が出ることがあります。特にラグビーパンツは、太ももの太さがサイズ選びの大きな基準になります。
ウエストのサイズだけで選んでしまうと、太ももがパンパンで入らない、あるいは逆に太もも周りがブカブカで相手に掴まれやすくなってしまうということが起こり得ます。ラグビー選手の多くは太ももが発達しているため、メーカーのサイズ表を見る際はウエストだけでなく「わたり幅」や「股下」の数値も確認しましょう。
基本的には、立った状態で太ももに程よくフィットし、しゃがんだ時に生地が突っ張らないサイズがベストです。試着ができる場合は、必ず一度履いてみて、深く屈伸をしたり、足を前後に開いたりして動きやすさを確認してください。「少しきついかな?」と感じるくらいフィットしている方が、プレー中は快適なことが多いです。
素材の機能性(速乾性・軽量性)をチェック
素材の機能性も、快適にプレーするためには見逃せないポイントです。ラグビーは雨の中でも試合が行われるスポーツであり、また激しい運動量で大量の汗をかきます。そのため、水分を吸っても重くなりにくい「速乾性」と「軽量性」は非常に重要です。
ポリエステル100%の素材が一般的ですが、その中でも最新の素材技術を使ったものは、汗を素早く逃がして肌をドライに保つ機能が優れています。濡れたパンツが肌に張り付くと動きにくくなるだけでなく、体温を奪って体力を消耗させる原因にもなります。
また、股下の部分に伸縮性のあるストレッチ素材を配置しているパンツもあります。これは、足を大きく開いたり走ったりする際の可動域を広げるための工夫です。生地全体の丈夫さと、動きやすさをサポートする機能性がバランスよく備わっているか、タグや商品説明を見て確認してみましょう。
チームの規定やユニフォーム規定の確認
個人で購入する場合でも、所属するチームやスクールのルールを無視することはできません。特に学生の部活動やラグビースクールでは、練習着であってもある程度の規定が設けられていることがあります。
例えば、「練習中は白のパンツに限る」という伝統があるチームや、「ブランドロゴの大きさには規定がある」といった細かいルールが存在する場合もあります。公式戦では、パンツの横に入っているラインの太さやロゴの数まで厳密にチェックされることもあります。
せっかく購入したのに「それは履いてはいけない」と言われてしまってはもったいないですので、入部したばかりの方や初心者の親御さんは、購入前に必ず先輩やコーチ、監督に確認をとるようにしてください。「みんなと同じものを買っておけば安心」という側面もありますので、周りの選手がどんなパンツを履いているか観察するのも一つの手です。
人気ブランドの特徴を徹底比較!おすすめメーカー

ラグビーパンツを製造しているメーカーはいくつかありますが、それぞれに歴史や特徴、強みが異なります。ブランドごとの特色を知ることで、自分の好みやプレースタイルに合ったパンツを見つけやすくなります。
ここでは、ラグビー界で特に人気のある主要ブランドをピックアップし、それぞれの特徴や魅力について解説します。どれを選べばいいか迷った時の参考にしてください。
カンタベリー(Canterbury):王道の安心感と豊富なラインナップ
ラグビーといえば「カンタベリー」と言われるほど、世界中で愛されているニュージーランド発祥のブランドです。日本代表のジャージサプライヤーとしても有名で、その品質と信頼性は折り紙付きです。3羽のキーウィ(ニュージーランドの国鳥)が並んだロゴマークを一度は見たことがあるでしょう。
カンタベリーのラグビーパンツの最大の特徴は、その「圧倒的な耐久性」です。長年のラグビー用品開発で培われた技術により、非常に丈夫で長持ちするパンツを作っています。また、ラインナップが非常に豊富で、丈の長さやフィット感の異なる多様なモデルを展開しています。
初心者からプロ選手まで幅広く対応しており、「迷ったらまずはカンタベリーを選んでおけば間違いない」と言われるほどの王道ブランドです。サイズ展開も広く、子供用から大きなサイズまで揃っているため、誰でも自分に合う一着が見つかるでしょう。
ミズノ(Mizuno):日本人の体型に合う信頼の品質
日本のスポーツメーカーであるミズノも、ラグビー用品において根強い人気を誇ります。ミズノの強みは、なんといっても「日本人の体型を知り尽くしている」という点です。海外ブランドのパンツだと丈やウエストのバランスがしっくりこないという人でも、ミズノならぴったり合うことが多いです。
素材の品質にも定評があり、日本の高温多湿な気候に合わせて、通気性や速乾性に優れた生地を採用しています。縫製も丁寧で、激しい練習に耐えうる強度をしっかりと確保しています。
派手さよりも実用性と堅実さを求めるプレイヤーに愛用者が多く、部活動の指定パンツとして採用されることも多いブランドです。「質実剛健」という言葉が似合う、信頼の日本ブランドと言えるでしょう。
アディダス(Adidas):世界トップチームも採用するデザイン性
世界的なスポーツブランドであるアディダスは、ラグビー強豪国であるニュージーランド代表「オールブラックス」のサプライヤーを務めていることで知られています。そのため、憧れの選手たちと同じブランドを身に着けたいというファン層から絶大な支持を得ています。
アディダスのラグビーパンツは、機能性はもちろんのこと、「デザイン性」の高さが魅力です。スタイリッシュなシルエットや、ブランドを象徴する3本ライン(スリーストライプス)が入ったデザインは、フィールド上で洗練された印象を与えます。
また、軽量化技術にも優れており、パフォーマンスを重視するバックスの選手などに特に人気があります。見た目のかっこよさと世界基準の機能性を両立させたいプレイヤーにおすすめのブランドです。
スズキスポーツやギルバート:専門メーカーならではのこだわり
大手総合スポーツメーカー以外にも、ラグビー専門のメーカーが存在します。日本の「スズキスポーツ(SUZUKI RUGBY)」や、イギリスの「ギルバート(Gilbert)」などが代表的です。
スズキスポーツは、日本初のラグビー専門店として長い歴史を持ち、日本のラグビー文化を支えてきました。質実剛健で昔ながらのしっかりとした作りのパンツが多く、古くからのラグビーファンや指導者に愛されています。価格も比較的良心的で、練習用として数を揃えたい場合にも適しています。
ギルバートはラグビーボールで世界的に有名ですが、ウェアも展開しています。ラグビー発祥の地であるイギリスの伝統を感じさせるデザインや、ボールメーカーならではの「滑り止め加工」などの独自の工夫が見られるアイテムもあります。人と少し違うブランドを選びたいという通なプレイヤーにおすすめです。
ラグビーパンツの下には何を履く?関連アイテムの重要性

ラグビーパンツを購入する際、一緒によく質問されるのが「パンツの下には何を履けばいいのですか?」ということです。普通のトランクスやボクサーパンツでプレーしても良いのでしょうか?
結論から言うと、ラグビー専用の「スパッツ(インナーパンツ)」を履くことを強くおすすめします。ここでは、なぜスパッツが必要なのか、その役割や選び方について解説します。
スパッツ(インナーパンツ)を履くメリットと役割
ラグビーパンツの下に専用のスパッツを履く最大のメリットは、「怪我の予防」と「快適性の向上」です。ラグビーパンツは通気性が良い反面、激しく動くと中が見えてしまう可能性がありますし、普通のパンツでは汗で蒸れて不快感を感じやすくなります。
スポーツ用のスパッツは吸汗速乾性に優れており、汗を素早く吸収して外に逃がしてくれます。これにより、股間の蒸れを防ぎ、常にドライな状態を保つことができます。また、適度な締め付け(コンプレッション)があるため、筋肉の余計な揺れを抑えて疲労を軽減する効果も期待できます。
さらに、タックルなどで地面にスライディングした際、パンツの隙間から砂や小石が入ってくるのを防ぐという物理的なガードの役割も果たしてくれます。
股ずれ防止と筋肉サポートの効果
太ももが太いラグビー選手にとって深刻な悩みが「股ずれ」です。走るたびに太ももの内側同士が擦れ合い、皮膚が赤く腫れて痛みが生じることがあります。これは非常に辛く、プレーに集中できなくなる原因になります。
スパッツを履くことで、皮膚同士が直接触れ合うのを防ぎ、股ずれのリスクを大幅に減らすことができます。特に丈が少し長めのスパッツを選ぶと、太ももの内側をしっかりカバーしてくれるので安心です。
また、コンプレッション機能の高いスパッツは、お尻や太ももの筋肉をサポートし、肉離れなどの筋肉系トラブルを予防する効果もあると言われています。激しいダッシュやストップ動作を繰り返すラグビーにおいて、下半身のコンディションを整える重要なアイテムなのです。
規定に注意!スパッツの色選びと丈の長さ
スパッツを選ぶ際にも、チームの規定や公式戦のルールに注意が必要です。公式戦では、スパッツの色は「パンツと同色」もしくは「黒」や「ベージュ」などと決められている場合があります。チーム全員で色を統一しなければならないというルールがある大会も多いです。
例えば、白いラグビーパンツの下に黒いスパッツを履いて、パンツの裾から黒いスパッツが完全に見えている状態は、大会によってはNGとされることがあります。基本的には「ラグビーパンツからはみ出さない長さ」のショートスパッツを選ぶのが無難ですが、筋肉サポートのためにロングスパッツを履きたい場合は、色の規定をしっかり確認しましょう。
練習用であれば、色の制限はあまり厳しくないことが多いですが、試合用として購入する場合は、監督やコーチに確認してから購入するのが最も確実です。
ソックスとのコーディネートで快適性をアップ
パンツ、スパッツと合わせるのが「ラグビーソックス(ストッキング)」です。ラグビーのソックスは膝下まであるハイソックスタイプが基本で、かなり厚手に作られています。これは相手のスパイクからふくらはぎを守るためでもあります。
コーディネートの際は、パンツとソックスの色の組み合わせを楽しむのも良いですが、機能面での相性も大切です。ソックスがずり落ちてくると気になってプレーに集中できないため、ソックスガーター(留めバンド)を使用したり、滑り止め機能が付いたソックスを選んだりすると快適性がアップします。
パンツ、スパッツ、ソックスの三位一体で下半身の装備を整えることで、安全かつ快適にラグビーを楽しむ準備が整います。
泥汚れもスッキリ!長持ちさせる洗濯とメンテナンス

ラグビー選手の親御さんにとって、最大の敵とも言えるのが「泥汚れ」です。雨の日の練習や土のグラウンドでの試合後、ラグビーパンツは見るも無残な泥まみれの状態になって帰ってきます。この泥汚れは普通に洗濯機に入れただけではなかなか落ちません。
ここでは、頑固な泥汚れを落とし、ラグビーパンツを清潔に長持ちさせるための洗濯テクニックとメンテナンス方法を紹介します。
洗濯機に入れる前の「予洗い」が決め手
泥汚れを落とすための鉄則は、「いきなり洗濯機に入れない」ことです。泥は水に溶けない不溶性の汚れなので、洗濯機で回すだけでは繊維の奥に入り込んだ粒子が取れません。
まず、泥がついた状態でパンツをしっかりと「乾燥」させます。湿ったままこすると泥が繊維の奥に入り込んでしまいます。乾いたら、パンパンと叩いたりブラシを使ったりして、表面の泥や砂を物理的に落とします。
その後、40度くらいのお湯に洗剤を溶かし、しばらくつけ置きをします。この「予洗い」の工程を経ることで、繊維が緩み、奥に入り込んだ泥が浮き上がりやすくなります。面倒に感じるかもしれませんが、この一手間が仕上がりを劇的に変えます。
生地を傷めないための裏返し洗いとネット使用
洗濯機に入れる際は、必ずパンツを「裏返し」にしましょう。これは、表面のロゴプリントの剥がれを防ぐためと、生地の表面が洗濯槽や他の衣類と擦れて毛玉になるのを防ぐためです。
さらに、洗濯ネットに入れて洗うことをおすすめします。ラグビーパンツは丈夫な素材でできていますが、紐が他の洗濯物に絡まったり、ジッパーなどの金具で生地が傷ついたりするのを防ぐことができます。特にフィットタイプのパンツや高機能素材のパンツは、ネットに入れることで型崩れを防止し、長く良い状態を保つことができます。
頑固な泥汚れを落とすための固形石鹸活用術
予洗いをしても落ちないような頑固な泥汚れには、「固形石鹸」が最強の武器になります。特に「ウタマロ石鹸」のような洗濯用固形石鹸は、ラグビー家庭の必需品とも言えるアイテムです。
汚れている部分を水で濡らし、固形石鹸を直接塗りつけます。そして、手でもみ洗いをするか、洗濯ブラシを使ってゴシゴシとこすり洗いをします。石鹸の成分が泥の粒子を包み込み、繊維から引き剥がしてくれます。泥の色が薄くなるまでもみ洗いをしてから、通常通り洗濯機で洗えば、驚くほど白さが蘇ります。
乾燥機は避けるべき?正しい干し方と保管
洗濯が終わったら、できるだけ早く干しましょう。ラグビーパンツに使われているポリエステル素材は熱に弱い性質を持っていることが多いです。そのため、乾燥機の使用は避けた方が無難です。高温の熱風に当て続けると、生地が縮んだり、プリントが溶けたり、ゴムが劣化したりする原因になります。
干す際は、直射日光を避けて「陰干し」をするのがベストです。紫外線も生地を劣化させる要因の一つです。風通しの良い場所で裏返しのまま干せば、速乾素材なのですぐに乾きます。正しくメンテナンスをして、次回の練習でも気持ちよく履けるように準備しておきましょう。
まとめ:ラグビーパンツ選びで快適なプレーを
ラグビーパンツについて、その特徴から選び方、メンテナンス方法まで詳しく解説してきました。たかがパンツ一枚と思うかもしれませんが、激しいコンタクトスポーツであるラグビーにおいて、パンツはプレイヤーの体とパフォーマンスを守る非常に重要なギアです。
今回の記事の要点を振り返ります。
・ラグビーパンツの特徴
相手に掴まれないための「短さ」と「フィット感」、そして激しいプレーに耐える「頑丈さ」が最大の特徴です。
・選び方のポイント
ポジションや好みに合わせたサイズ選びが重要です。試合用には「ポケットなし」を選び、チームのカラー規定も必ず確認しましょう。
・下に履くもの
怪我や股ずれ防止のために、専用の「スパッツ(インナーパンツ)」を履くのがおすすめです。
・メンテナンス
泥汚れは「乾燥させて叩く」「固形石鹸で予洗い」が鉄則。裏返して洗濯し、乾燥機は避けることで長持ちします。
自分に合ったお気に入りのラグビーパンツを見つけることは、練習へのモチベーションを高め、試合での最高のパフォーマンスにつながります。ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの一枚を選んで、思いっきりラグビーを楽しんでください。

