ラグビーの試合をテレビで見ていると、実況や解説の声だけでなく、グラウンドの中にいる審判(レフリー)の声が非常によく聞こえることに気づいたことはありませんか?「離して!」「そのまま!」といった指示や、選手との会話がクリアに放送されるこの仕組みは、ラグビー特有の大きな魅力の一つです。
実は、ラグビーでは審判がピンマイクを装着しており、その音声がリアルタイムで中継に乗るようになっています。なぜ審判の会話が「丸聞こえ」になっているのでしょうか。そこには、判定の透明性を高めるだけでなく、選手と審判が協力して良い試合を作るという、ラグビーならではの深い文化と哲学が隠されています。
この記事では、「ラグビー 審判 マイク」というキーワードで検索した方が知りたい情報を、初心者の方にもわかりやすく解説します。審判の声に耳を傾けるだけで、ラグビー観戦の面白さは何倍にも広がります。ぜひ、次の試合観戦では「耳」でもラグビーを楽しんでみてください。
ラグビー観戦の醍醐味!審判のマイク音声が聞こえる仕組みとは

ラグビー中継を見ていると、まるで自分がフィールドの中にいるかのように審判の声が聞こえてきます。これは決して偶然マイクが音を拾っているわけではなく、意図的に導入されたシステムによるものです。まずは、この仕組みが導入された背景や理由について詳しく見ていきましょう。
なぜラグビーだけ審判の声が放送されるのか
他のスポーツ、例えばサッカーや野球では、審判が選手に何を話しているか、あるいはどのような理由で判定を下したかが観客に聞こえることはほとんどありません。しかし、ラグビーでは審判が胸元に付けたマイクを通じて、その発言のすべてが放送波に乗せられます。これには明確な理由があります。
最大の理由は「判定の透明性」を確保するためです。ラグビーはルールが複雑で、密集戦(ラックやモール)の中で何が起きているのか、遠目には分かりにくい場面が多々あります。審判が「なぜ笛を吹いたのか」「誰がどのような反則をしたのか」を言葉で説明し、それを観客や視聴者が聞くことができれば、判定への疑問や不満が解消されやすくなります。
また、審判の権威とリスペクトを守る意味もあります。隠し事なく会話を公開することで、審判が公平に、かつ誠実に試合をコントロールしている姿勢が伝わります。これにより、観客も選手も審判を信頼し、試合に集中できる環境が作られているのです。
テレビ中継と会場での聞こえ方の違い
審判のマイク音声は、テレビ中継で見る場合と、スタジアムで生観戦する場合とで、少し聞こえ方が異なります。テレビ中継の場合は、放送局が音声ミックスを行っているため、実況アナウンサーや解説者の声とバランスよく調整された状態で聞こえてきます。非常にクリアで、審判の息づかいまで伝わるほどの臨場感があります。
一方、スタジアムで観戦している場合、場内放送で審判の声が常に流れているわけではありません。TMO(ビデオ判定)の際など、特定のタイミングで場内スピーカーから流れることはありますが、試合中の細かい指示の声までは聞こえないのが一般的です。
そのため、現地観戦の多くのファンは、後述する「レフリーラジオ」を利用しています。これを使うことで、目の前で繰り広げられるプレーと、耳から入ってくる審判の解説を同時に楽しむことができ、テレビ観戦以上の情報量を得ることが可能になります。
審判がマイクをつける技術的な仕組み
審判が装着しているマイクシステムは、激しい動きにも耐えられるよう設計された特殊なものです。一般的には、ウェアの下に送信機を装着し、襟元や胸元に小型のピンマイクを固定しています。このマイクは指向性が高く、周囲の歓声や雑音を抑えつつ、審判の声と近くにいる選手の声だけを的確に拾うことができます。
この音声データは無線で送信され、テレビ中継車やスタジアム内の運営本部に届けられます。現代の技術では遅延がほとんどなく、審判が口を開いた瞬間に音声が届くため、映像とのズレも感じません。
また、審判団(主審、副審、TMO担当者)同士もインカムで繋がっており、常にコミュニケーションを取っています。私たちが聞いているのは、その「審判団の無線ネットワーク」の一部が公開されたものと言えます。副審が「オフサイドありました!」と主審に報告する声なども、このマイクシステムを通じて聞くことができるのです。
他のスポーツとの比較から見る独自性
審判の声をこれほどオープンにしているスポーツは、世界的に見てもラグビーが先駆け的存在です。例えばサッカーでは、近年VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されましたが、審判同士の会話内容は一般には公開されていません。テニスやバレーボールのチャレンジシステムでも、結果は表示されますが、審判がどのような議論をしたかは不明なままです。
ラグビーが独自なのは、「プロセスそのものをエンターテインメントの一部にしている」点です。審判が選手と対話し、時には笑顔で、時には厳しく諭す様子そのものが、試合の見どころとして成立しています。
これは「ラグビー憲章」にある「品位(Integrity)」や「尊重(Respect)」の精神が根底にあるからこそ実現できている仕組みです。審判を敵対する存在ではなく、試合を成立させるためのパートナーとして扱う文化があるからこそ、マイクの音声公開がポジティブに受け入れられているのです。
試合中に何を話しているの?マイクが拾う「レフリーの声」

では、実際に審判は試合中にどのようなことを話しているのでしょうか。ただ単に反則を宣告しているだけではありません。耳を澄ませてみると、そこには驚くほど多くの情報と、選手への配慮が含まれていることがわかります。
反則を未然に防ぐ「コーチング」の声かけ
ラグビーの審判の特徴的な役割として、「予防的レフリング」あるいは「コーチング」と呼ばれる声かけがあります。これは、選手が反則を犯してしまう前に、「やめなさい」「下がりなさい」と注意を促すことで、反則による試合の中断を防ごうとする行為です。
【よく聞こえる声かけの例】
・「ロールアウェイ!(Roll away)」:タックルした選手に対し、すぐにその場から退いて邪魔にならないようにしなさい、という指示。
・「ハンズオフ!(Hands off)」:手を使わず、ボールから手を離しなさい、という指示。ラック(密集)でボールを奪い合っている際によく使われます。
・「ノット・イェット!(Not yet)」:まだプレーしてはいけない、タイミングが早い、という指示。ラインアウトやスクラム、相手のボールが出るのを待つ場面で使われます。
これらの声が聞こえたとき、選手がすぐに反応して正しい行動をとれば、笛は吹かれません。審判は反則を取りたいわけではなく、できるだけプレーを継続させたいと考えています。マイクを通してこの声を聞くことで、観客も「あ、今のは危なかったな」「審判が注意してくれたおかげで試合が続いたな」と理解することができます。
選手への感謝「Thank you」が飛び交う理由
ラグビー中継を見ていると、審判が頻繁に「Thank you(サンキュー)」や「ありがとう」と言っているのに気づくでしょう。審判が選手に感謝するというのは不思議に思えるかもしれませんが、これもラグビーならではの光景です。
先ほどの「コーチング」の例で言えば、審判が「ロールアウェイ!」と叫んだ直後に、選手が素早く退いたとします。その際、審判は「Thank you」と声をかけます。これは「指示に従ってくれてありがとう」「フェアプレーに協力してくれてありがとう」という意味が込められています。
また、ボールを渡してくれたときや、キャプテンが審判の説明を理解してチームメイトに伝えてくれたときにも感謝の言葉が聞かれます。こうしたポジティブな言葉のやり取りが、殺伐としがちな激しいコンタクトスポーツの中で、紳士的な雰囲気を保つ潤滑油となっています。
激しい試合の中で保たれるリスペクトとマナー
マイクが拾う音声からは、審判の言葉遣いが常に丁寧であることも分かります。どんなに試合が熱くなり、選手が興奮していても、審判は冷静に「〇〇番さん、聞いてください」「キャプテン、こちらへ来てください」と話しかけます。
逆に、選手が審判に話しかける際も、基本的には敬語や丁寧な言葉(英語なら Sir をつけるなど)を使います。もし選手が感情的になって乱暴な言葉を使えば、それは即座に「反則」や「退場」の対象になり得るからです。マイクは、この「リスペクトの応酬」を世界中に届けています。
観客は、激しいタックルの音が響く中で、冷静かつ知的な会話が行われているギャップに驚かされます。このコントラストこそがラグビーの美学であり、マイク音声があるからこそ実感できる「紳士のスポーツ」たる所以です。
キャプテンだけが許される審判との対話ルール
ラグビーには「審判と話ができるのはキャプテン(または指名された選手)だけ」という厳格なルールがあります。他の選手が判定に異議を唱えたり、審判に詰め寄ったりすると、ペナルティを取られてさらに陣地を失うことになります。
マイク音声を聞いていると、審判が「キャプテン、スピーク・トゥ・ミー(Captain, speak to me)」と言って、キャプテンだけを呼び寄せる場面があります。そこで審判は「あなたのチームの〇番が続けて反則をしています。次はカードを出しますよ」といった警告を伝えます。
これに対しキャプテンは、「分かりました。チームに伝えます」と答えるか、「今の判定について確認させてください」と冷静に質問します。このキャプテンと審判の「対話」は試合の行方を左右する重要な要素です。マイクを通じてこの会話を聞くことで、チームがどのような状況に追い込まれているのか、あるいはキャプテンがどうやってチームを落ち着かせようとしているのかが手に取るように分かります。
判定の透明性を高めるTMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)と音声

近年のラグビー観戦において、欠かせない存在となっているのが「TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)」、いわゆるビデオ判定です。このTMOが行われる際、審判のマイク音声はさらに重要な役割を果たします。
際どいプレーを映像で確認するTMOのプロセス
トライが決まったかどうか微妙な場合や、危険なプレーがあった疑いがある場合、主審は両手で四角い形を作り、TMOを要求します。ここから、主審と、別室のモニターで映像を確認しているTMO担当者との交信が始まります。
この交信内容は全て放送されます。主審が「トライかどうか見えないので確認してほしい」「トライの直前にノックオンがあったかチェックしてほしい」と具体的に依頼する内容が聞こえるため、視聴者は「今、何をチェックしている時間なのか」を正確に把握できます。
以前は判定が出るまでただ待つだけでしたが、現在では審判と一緒に検証プロセスを見守ることができます。これにより、待ち時間のストレスが軽減されるだけでなく、謎解きのような面白さも加わりました。
「トライか否か?」審判とビデオ担当者の会話も全て公開
TMOの際、主審はTMO担当者に明確な質問を投げかけます。例えば「私の見立てではトライだが、映像でそれを覆す証拠はあるか?(Is there any reason why I cannot award a try?)」といった聞き方をします。これを「オンフィールド・ディシジョン(グラウンド上の判定)」と呼びます。
これに対しTMO担当者は、「確認します……映像を出してください……もう少し巻き戻して……」とオペレーターに指示を出しながら映像をチェックします。そして最終的に「ボールがグラウンディングされている映像がありません」や「明確にラインを踏んでいます」といった事実を主審に伝えます。
この一連のやり取りが全て聞こえるため、視聴者は判定の結果だけでなく、そこに至るロジックまで理解できます。これはスポーツ界でも極めて先進的な「透明性の確保」の事例と言えるでしょう。
オンフィールドレビューで観客も一緒に判定を確認できる
スタジアムの大型ビジョンには、TMO担当者が見ているのと同じリプレイ映像が流されます(これをオンフィールドレビューと呼びます)。観客は、審判のマイク音声を聞きながら、ビジョンの映像を見て、自分自身も審判になった気分で判定を予想することができます。
「あ、今ボールこぼしたぞ!」「いや、相手の手が当たっているんじゃないか?」と、周囲のファンと議論しながら結果を待つ時間は、現代ラグビーならではの新しい楽しみ方です。マイク音声があることで、審判がどの瞬間に注目しているかが分かるため、ビジョンの映像を見るポイントも絞りやすくなります。
納得感を高めるための論理的な説明フロー
TMOの結果が出ると、主審は改めてキャプテンを呼び、判定の内容を説明します。例えば、「映像で確認した結果、トライの前に青チームの2番が危険なタックルをしていました。よってトライはキャンセルし、青チームの2番にイエローカード、赤チームのペナルティキックで再開します」といった具合です。
このように、事実確認(ファクトチェック)から最終判定(デシジョン)までの流れを論理的に言語化して説明してくれるため、たとえ応援しているチームに不利な判定であっても、多くのファンは「ルールなら仕方ない」と納得しやすくなります。
マイク音声は、感情的な不満を減らし、理知的な観戦をサポートする重要なツールなのです。審判がどのような言葉を選んで説明しているかに注目すると、そのコミュニケーション能力の高さに感心することでしょう。
現地観戦でさらに楽しむ!「レフリーラジオ」の活用法

テレビ観戦では自然に聞こえてくる審判の声ですが、スタジアムで生観戦する場合、そのままでは細かい会話までは聞こえません。そこで活躍するのが「レフリーラジオ」です。現地観戦を100倍楽しむための必須アイテムと言っても過言ではありません。
スタジアム限定のFMラジオ放送「レフリーラジオ」とは
秩父宮ラグビー場や花園ラグビー場、あるいはワールドカップやリーグワンの主要な試合が行われるスタジアムでは、場内限定のFMラジオ放送が行われていることが多くあります。これは「秩父宮FM」などの名称で親しまれており、実況解説のチャンネルとは別に、審判の声をそのまま流す「レフリー音声専用チャンネル」が用意されていることがあります。
この放送を聞けば、遠く離れたスタンド席からでも、スクラムの中で審判が何を話しているか、選手たちがどんな息遣いでプレーしているかがリアルに伝わってきます。まるでピッチサイドに立っているような没入感を味わえるのが最大の魅力です。
ラジオを聞くために必要な準備
レフリーラジオを楽しむためには、FMラジオを受信できる小型のラジオ端末が必要です。かつては携帯電話(ガラケー)やスマートフォンにFMラジオ機能がついているものもありましたが、最近の機種ではインターネットラジオが主流で、FM電波を受信できないものも増えています。
また、周囲の歓声や場内アナウンスにかき消されないよう、必ず「イヤホン」を持参しましょう。片耳だけイヤホンをして審判の声を聞き、もう片方の耳でスタジアムの生の歓声を聞く、というスタイルが「通」な観戦方法です。
初心者こそイヤホンをして観戦すべきメリット
「ラジオを聞くなんてマニアックな人がすることでは?」と思うかもしれませんが、実はルールに詳しくない初心者の方にこそおすすめです。
なぜなら、審判は反則があったときに、その理由を簡潔に説明してくれるからです。「ノックオン、赤ボール」「オフサイド、下がっていなかった」など、その場で解説が入るようなものなので、何が起きたのかがすぐに分かります。
ルールが分からなくて試合展開についていけなくなる、という初心者によくある悩みを、審判の声(または同時解説のラジオチャンネル)が解決してくれます。現地観戦デビューの際は、ぜひラジオとイヤホンを準備してみてください。
秩父宮ラグビー場などでのレンタルや販売情報
日本のラグビーの聖地と呼ばれる秩父宮ラグビー場などでは、試合開催日にラジオ端末のレンタルや販売を行っていることがあります。数百円から千円程度で、チームロゴ入りのバッジ型ラジオが販売されることもあり、観戦の記念グッズとしても人気です。
ただし、全ての会場でレンタルがあるわけではありません。また、人気のため売り切れてしまうこともあります。頻繁に観戦に行く予定があるなら、家電量販店で千円程度の小型ポケットラジオを購入してマイ・ラジオを持参するのが安心です。
マイク越しに聞こえる名言と審判ごとの個性

審判のマイク音声を聞いていると、単なるルールの適用だけでなく、審判ごとの人間性やユーモア、そして心に響く「名言」に出会うことがあります。彼らの言葉は、ラグビーが大切にしている精神を体現しています。
伝説のレフリー、ナイジェル・オーウェンズ氏の「ここはサッカーじゃない」
世界で最も有名なラグビーレフリーの一人、ウェールズ出身のナイジェル・オーウェンズ氏には、数多くの名言があります。中でも有名なのが、「This is not soccer(ここはサッカー場じゃない)」という言葉です。
ある試合で、選手が判定に対して大げさに倒れ込んだり、執拗に抗議をしたりした際、彼は静かに選手を呼び寄せ、こう諭しました。「もし君がそういう振る舞いをしたいのなら、ここから数百メートル先にサッカー場があるから、そっちへ行きなさい。ここではラグビーをしなさい」と。
これはサッカーを批判したわけではなく、「ラグビー選手としての誇りとマナーを持ちなさい」という教育的なメッセージでした。この音声はマイクを通じて世界中に流れ、多くのファンの称賛を浴びました。
選手を諭す教育者としての一面が見える瞬間
日本のトップリーグや大学ラグビーでも、審判の教育的な言葉を聞くことができます。特に学生スポーツの場合、審判は単なる判定者ではなく、学生たちを指導する先生のような役割も担います。
熱くなりすぎてラフプレーをしそうになった選手に、「君の良いプレーは激しさだけど、今の行為はただの乱暴だ。チームのためにならないよ」と優しく、しかし厳しく諭す場面もあります。マイクを通じてこうしたやり取りを聞くと、その選手がその後、心を入れ替えてクリーンなプレーをする変化まで見届けることができ、物語を感じることができます。
ユーモアや厳しさが入り混じる人間味あふれるやり取り
時には審判がユーモアを発揮して、緊張した場面を和ませることもあります。スクラムが何度も崩れて試合が進まないとき、「私は時間があるから何度でもやり直せるけど、君たちは疲れるだけだよ? そろそろしっかり組もうか」と冗談交じりに話しかけ、選手たちの苦笑いを誘うシーンなどです。
審判も人間であり、機械的に判定しているわけではありません。選手とコミュニケーションを取り、信頼関係を築きながら試合を作ろうとしている姿が、マイクの向こう側から伝わってきます。
試合をコントロールする「声」のトーンや間合いの妙
審判の声の「トーン」にも注目してみてください。試合が落ち着いているときは穏やかな口調ですが、危険なプレーがあった瞬間や、選手同士が乱闘になりそうなときは、鋭く、大きく、威厳のある声で一喝します。
「Leave it!(やめろ!)」「Stop!(止まれ!)」といった短い言葉に込められた迫力は、スタジアムの空気を一変させる力があります。声の強弱や間合いを使って、荒れそうな試合を巧みにコントロールする「レフリング技術」を耳で感じるのも、上級者の楽しみ方の一つです。
まとめ
ラグビーの「審判のマイク」は、単に音声を拾うための機械ではなく、ラグビーというスポーツが大切にしている「透明性」「公平性」「相互のリスペクト」を象徴する重要なツールです。
テレビ中継やレフリーラジオを通じてその声に耳を傾けることで、以下のような新しい発見があります。
- 審判が選手を守るために、常に声をかけ続けていること(コーチング)
- 「ありがとう」などの感謝の言葉が飛び交う紳士的な文化
- TMOなどの判定プロセスが論理的かつクリアに公開されていること
- 選手と審判が対話を通じて一緒に試合を作っていること
これらを知ると、ラグビー観戦は「ボールの行方を目で追う」だけでなく、「グラウンド上の人間ドラマを耳で感じる」体験へと進化します。ルールが難しいと感じている初心者の方こそ、ぜひ審判の声を聞いてみてください。そこには、ラグビーをもっと好きになるためのヒントがたくさん詰まっています。


