ラグビーボールといえばギルバート!種類や選び方、人気の理由を徹底解説

ラグビーボールといえばギルバート!種類や選び方、人気の理由を徹底解説
ラグビーボールといえばギルバート!種類や選び方、人気の理由を徹底解説
用具・入門・練習

ラグビーを始めたばかりの方や、お子様がラグビースクールに通い始めた保護者の皆様にとって、最初に直面する疑問の一つが「どのボールを選べばいいの?」という点ではないでしょうか。

スポーツ用品店やネットショップを覗くと、様々なメーカーのボールが並んでいますが、その中でも圧倒的な存在感を放っているのが「ギルバート(GILBERT)」というブランドです。世界中のトップ選手たちが愛用し、ラグビーワールドカップの公式球としてもおなじみのこのメーカーは、まさにラグビーボールの代名詞と言っても過言ではありません。

しかし、一言でギルバートのボールと言っても、実はサイズや素材、用途によって多くの種類に分かれています。「練習用と試合用の違いは?」「子供には何号球がいいの?」「空気はどれくらい入れればいいの?」といった疑問を持つ方も多いはずです。

この記事では、世界No.1ブランドであるギルバートの魅力や特徴から、自分にぴったりのボールを選ぶための具体的なポイント、そして大切なボールを長持ちさせるメンテナンス方法までを、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきます。これを読めば、自信を持って最適なラグビーボールを選べるようになりますよ。

  1. 世界中で愛されるギルバートの魅力と特徴
    1. ラグビー発祥と共に歩んだ200年の歴史
    2. ワールドカップ公式球に選ばれ続ける信頼性
    3. 独自の「Truflight™」技術が生む正確な軌道
    4. 試合用と練習用で異なる素材のこだわり
  2. 失敗しないラグビーボールの選び方
    1. 【サイズ表】年齢・学年に合わせた正しい大きさ
    2. 耐久性重視なら「練習球」、本番感覚なら「試合球」
    3. 記念品やインテリアに最適なレプリカ・サポーターボール
    4. セブンズ(7人制)や女子ラグビー用ボールの違い
  3. ギルバートのおすすめ人気モデル4選
    1. 部活・クラブのド定番!練習球「G-TR4000」
    2. コスパ最強で初心者にも安心「G-TR3000」
    3. 国内主要大会でも活躍する試合球「トリプルクラウン」
    4. 最高峰のテクノロジーを体感できる「シリウス」「イノヴォ」
  4. ボールを長持ちさせる正しい空気圧とメンテナンス
    1. 空気圧は「9.5psi」が基本!入れすぎには要注意
    2. 泥汚れは「温水」で洗ってグリップ力を復活させる
    3. 絶対にNG!ボールの上に座ってはいけない理由
    4. 長期間使わない時の保管方法と空気の抜き方
  5. ギルバート以外のメーカーとの違いを簡単比較
    1. 日本の部活で根強い人気「セプター」
    2. ウェアでおなじみ「カンタベリー」
    3. 学校体育でよく見る「モルテン」
    4. それでもギルバートが「世界基準」と呼ばれる理由
  6. まとめ:まずはギルバートの練習球から始めよう

世界中で愛されるギルバートの魅力と特徴

ラグビー中継を見ていると、選手たちがパスを回したりキックを蹴り上げたりするボールの表面に、楕円形のロゴマークが描かれていることに気づくでしょう。その多くが「GILBERT(ギルバート)」の文字です。なぜこれほどまでに世界中で選ばれているのでしょうか。

ここでは、ギルバートが単なるボールメーカーを超えて、ラグビー界にとってなくてはならない存在である理由を、歴史や技術の面から深掘りしていきます。世界基準の品質を知ることで、手にするボールへの愛着もきっと湧いてくるはずです。

ラグビー発祥と共に歩んだ200年の歴史

ギルバートの歴史は、実はラグビーという競技そのものの歴史と深く重なっています。1823年、イギリスのラグビースクールでウィリアム・ウェブ・エリス少年がボールを抱えて走り出したことがラグビーの起源とされていますが、その当時、学校のすぐそばで靴やボールを製造していたのがウィリアム・ギルバート氏でした。

創業から200年以上もの間、ギルバートはラグビーボールの進化と共に歩み続けてきました。当初は豚の膀胱を牛革で覆ったボールでしたが、時代の変化と共に素材や形状を改良し、現在の楕円形のボールへと進化させてきたのです。

長い歴史の中で培われたノウハウと、常に最先端の技術を取り入れる姿勢が融合しているからこそ、ギルバートは現在も揺るぎないトップブランドとしての地位を確立しています。私たちが普段手にするギルバートのボールには、ラグビーの歴史そのものが詰まっていると言えるでしょう。

ワールドカップ公式球に選ばれ続ける信頼性

ギルバートの品質の高さを証明する一番の事実は、ラグビーワールドカップの公式試合球として長年採用され続けていることです。1995年の南アフリカ大会から現在に至るまで、世界最高の舞台で使われるボールは常にギルバート製でした。

例えば、2019年の日本大会では「SIRIUS(シリウス)」というモデルが、2023年のフランス大会では「iNNOVO(イノヴォ)」という最新モデルが使用されました。これらは当時の最新技術を駆使して作られており、世界中のトッププレイヤーたちがその性能を認めています。

ワールドカップだけでなく、世界各国の主要リーグや国際試合でもギルバートのボールが採用されています。テレビで観る憧れの選手たちと同じメーカーのボールを使って練習できることは、これからラグビーを始める人にとっても大きなモチベーションになるのではないでしょうか。

独自の「Truflight™」技術が生む正確な軌道

ラグビーボールは独特の楕円形をしているため、サッカーボールなどに比べて空気抵抗や重心のバランスが非常に複雑です。そこでギルバートが開発したのが、特許取得済みの「Truflight™(トゥルー・フライト)」という独自のバルブ技術です。

一般的なボールは空気を入れるバルブ部分が重くなりやすく、それが回転のブレにつながることがありました。しかし、ギルバートはこのバルブをボールの縫い目に組み込むという画期的な製法を採用することで、ボールの重心を中心近くに保つことに成功しました。

「Truflight™」技術により、キックした際のボールの軌道が安定し、パスの回転もスムーズになります。これにより、選手は狙った場所に正確にボールを届けることが可能になるのです。

この技術は試合球などの上位モデルに主に採用されていますが、ギルバートのボール全体に対する「精度の高さ」へのこだわりを象徴するポイントと言えます。

試合用と練習用で異なる素材のこだわり

ギルバートのボール作りにおけるもう一つの特徴は、用途に合わせて素材を厳密に使い分けている点です。大きく分けて「試合球(マッチボール)」と「練習球(トレーニングボール)」があり、それぞれ求められる性能が異なります。

試合球は、最高のパフォーマンスを発揮するために、グリップ力に優れた天然ゴムを多く配合しています。表面のイボイボ(グリップパターン)も鋭く設計されており、汗をかいた手でもしっかりとボールを保持できるようになっています。しかし、天然ゴムは摩耗しやすいため、土のグラウンドでの長時間の練習には向きません。

一方、練習球は耐久性を最優先に設計されています。合成ゴムの比率を高めることで、硬い地面や繰り返しの使用に耐えられる頑丈さを持たせています。グリップ力は試合球に比べると少し劣りますが、毎日の激しい練習に耐えうるコストパフォーマンスの良さが魅力です。このように、目的に応じて最適な素材を選んでいるのもギルバートの強みです。

失敗しないラグビーボールの選び方

ギルバートの魅力が分かったところで、次は実際に自分に合ったボールを選んでいきましょう。ラグビーボールには厳格なサイズ規定があり、年齢や学年によって使用するボールの大きさが決まっています。

また、先ほど触れたように「試合用」と「練習用」の違いを理解して購入しないと、「すぐにボロボロになってしまった」あるいは「硬すぎて扱いにくい」といった失敗につながることもあります。ここでは、サイズ選びと種類の選び方を表やポイントを交えて詳しく解説します。

【サイズ表】年齢・学年に合わせた正しい大きさ

ラグビーボールには主に3号、4号、5号という3つのサイズがあります。これを間違えると、公式戦で使えないだけでなく、手の大きさに対してボールが大きすぎてスキルが上達しにくいという問題も発生します。まずは以下の基準を確認して、使用する人に合ったサイズを選びましょう。

サイズ 対象年齢・学年 用途・特徴
5号球 中学生以上(高校・大学・社会人) 世界基準のサイズ。中学生になったらこのサイズに切り替えます。
4号球 小学校高学年(3,4年生〜6年生) ミニラグビーで使用されるサイズ。子供の手でも扱える大きさです。
3号球 小学校低学年以下 タグラグビーや幼児向け。体に当たっても衝撃が少ないサイズです。

基本的にはこの3サイズですが、さらに小さいお子様(5〜7歳程度)向けに「2.5号球」というサイズも存在します。また、観賞用やサインボールとして「ミディボール(中くらい)」や「ミニボール」といったサイズもありますが、実際にグラウンドでプレーするために購入するなら、上記の3、4、5号球から選ぶのが鉄則です。

ポイント

学年の変わり目(特に小学6年生から中学1年生になるタイミング)では、ボールのサイズが4号から5号へと大きくなります。進学に向けて早めに5号球に慣れておきたいという場合は、少し早めに大きいサイズを購入して練習するのもおすすめです。

耐久性重視なら「練習球」、本番感覚なら「試合球」

サイズが決まったら、次は「グレード」を選びます。ネットショップなどで検索すると、同じ5号球でも3,000円程度のものから15,000円以上するものまで価格に大きな幅があることに驚くかもしれません。これは「練習球」か「試合球」かの違いによるものです。

部活動やスクールの普段の練習用として購入するなら、迷わず「練習球(トレーニングボール)」を選んでください。合成ゴムを多く含んでおり、表面がすり減りにくく丈夫に作られています。商品名に「G-TR」などが付いているモデルが一般的です。

一方で、キッカーを務める選手がプレースキックの練習をする場合や、試合に近い感覚でハンドリング練習をしたい上級者の場合は、「試合球(マッチボール)」を一つ持っておくのも良いでしょう。天然ゴム特有の指に吸い付くようなグリップ感や、飛距離の伸び、正確な軌道は、一度使うと病みつきになるほどの違いがあります。

記念品やインテリアに最適なレプリカ・サポーターボール

ラグビーボールはプレーするだけでなく、応援グッズやインテリアとしても人気があります。ギルバートからは、各国の代表チームや有名なクラブチームのデザインを施した「レプリカボール」や「サポーターボール」が数多く発売されています。

レプリカボールは、実際に試合で使われる公式球と同じデザインを採用しつつ、素材を練習球に近い安価なものに置き換えたモデルです。見た目は本物そっくりなので、部屋に飾ってもかっこいいですし、軽いパス回し程度なら問題なく遊ぶことができます。

サポーターボールは、よりファン向けに特化したデザインのボールです。チームのロゴが大きくプリントされていたり、チームカラーで全体がデザインされていたりと、見た目のインパクトが強いのが特徴です。友人へのプレゼントや、ワールドカップ観戦の記念として購入するのにぴったりです。

セブンズ(7人制)や女子ラグビー用ボールの違い

ラグビーには15人制だけでなく、7人制(セブンズ)や女子ラグビーというカテゴリーもあります。基本的にボールの大きさ(5号球など)は同じですが、ギルバートではそれぞれの競技特性に合わせた専用ボールも開発しています。

例えば、7人制ラグビー専用の試合球「シジジー(Synergie)」などは、スピード感あふれる展開に対応するため、グリップの形状が工夫されており、片手でのハンドリングがしやすいように設計されています。また、女子ラグビーのワールドカップなどでも専用デザインのボールが使用されることがあります。

とはいえ、一般的な部活動やスクールレベルであれば、通常の15人制用ボール(G-TR4000など)を使用しても全く問題ありません。「専用ボールじゃないとダメなの?」と心配する必要はありませんので、まずは標準的なモデルを選ぶのが無難です。

ギルバートのおすすめ人気モデル4選

選び方の基準が分かったところで、実際に多くのラグビープレイヤーに選ばれているギルバートの人気モデルを具体的に紹介します。初心者から上級者まで、それぞれのニーズに合わせた「間違いのない」ボールを厳選しました。

ここで紹介するモデルは、スポーツ用品店やネットショップでも広く取り扱われている定番品ばかりです。どれを選べばいいか迷ったら、この中から自分の用途に合うものを指名買いすれば、まず失敗することはありません。

部活・クラブのド定番!練習球「G-TR4000」

日本中のラグビー部、ラグビースクールで最もよく見かけるボールといえば、この「G-TR4000」でしょう。赤や青の三角形のデザインが特徴的な、ギルバートの練習球におけるスタンダードモデルです。

このボールの最大の魅力は、優れた耐久性とグリップ力のバランスです。独自の「TRIグリップ」パターンを採用しており、練習球でありながらもしっかりとしたグリップ感を実現しています。土のグラウンドで毎日激しく使っても表面が削れにくく、長く使える頑丈さが指導者や選手から高く評価されています。

サイズ展開も豊富で、3号、4号、5号すべてが揃っています。カラーバリエーションもいくつかあるため、自分のボールだとすぐに分かるように、チームメイトと違う色を選ぶのも楽しみの一つです。最初の一個として選ぶなら、このG-TR4000が最もおすすめです。

コスパ最強で初心者にも安心「G-TR3000」

「まずは遊びでラグビーをやってみたい」「子供にプレゼントしたいけれど、あまり高いものはちょっと…」という方におすすめなのが、「G-TR3000」というモデルです。G-TR4000の一つ下のグレードにあたりますが、練習用としては十分な性能を持っています。

G-TR4000に比べると少しシンプルな作りになっていますが、ギルバートならではのしっかりとした縫製と耐久性は健在です。公園でのパス練習や、自宅でのハンドリング練習用として使う分には全く問題ありません。価格も手頃で入手しやすいため、コストパフォーマンスを重視する方には最適な選択肢と言えるでしょう。

国内主要大会でも活躍する試合球「トリプルクラウン」

高校ラグビー(花園)や大学選手権など、日本の主要な公式戦で使用されている試合球の一つが「トリプルクラウン」シリーズです。現在の最新モデルは「トリプルクラウン3.0」などで、緑や青のラインが入ったデザインが特徴です。

このボールは試合球(マッチボール)カテゴリーに属するため、天然ゴムの配合率が高く、指先への掛かりが非常に良いのが特徴です。キックの練習をする際も、練習球よりもしっかりと芯を捉える感覚が味わえます。「公式戦と同じ感覚で練習したい」という中級者以上のプレーヤーにおすすめのモデルです。

最高峰のテクノロジーを体感できる「シリウス」「イノヴォ」

「世界最高峰のボールに触れてみたい」という方には、ラグビーワールドカップで使用された公式試合球モデルをおすすめします。2019年大会の「SIRIUS(シリウス)」や、2023年大会の「iNNOVO(イノヴォ)」は、ギルバートの技術の粋を集めた最高級品です。

これらのボールには、空気抵抗を極限まで計算したグリップパターンや、重心を安定させる最新のバルブ技術が搭載されています。実際に手に取ってみると、その吸い付くような質感と、キックした時の伸びやかな弾道に驚くことでしょう。

価格は1万5千円〜2万円前後と高価ですが、自分へのご褒美や、チームの大切な試合用ボールとして購入する価値は十分にあります。最高級のボールを知ることは、プレースキックやパススキルの向上にもきっと役立つはずです。

ボールを長持ちさせる正しい空気圧とメンテナンス

お気に入りのボールを手に入れたら、できるだけ長く大切に使いたいものです。しかし、ラグビーボールはメンテナンスの方法を間違えると、形が変形してしまったり、グリップ力がすぐになくなってしまったりします。

特に重要なのが「空気圧」の管理と、使用後の「汚れ落とし」です。ここでは、意外と知られていない正しい空気の入れ方や、やってはいけないNG行動について解説します。道具を大切にすることは、上達への第一歩でもあります。

空気圧は「9.5psi」が基本!入れすぎには要注意

ラグビーボールの空気を入れる際、パンパンになるまで入れていませんか?実はラグビーボールには適正な空気圧が決まっています。ギルバートのボールの場合、一般的に推奨されている空気圧は「9.5〜10 psi」です。

これはバスケットボールやサッカーボールに比べると少し低めの数値です。指で押すとほんの少し弾力を感じる程度が目安です。空気を入れすぎると、ボールが真ん丸に近づいて変形してしまったり、縫い目が広がって破損の原因になったりします。

正確に管理するためには、空気圧計(圧力計)付きの空気入れを使うのがベストです。もし持っていない場合は、ボールの空気穴付近に記載されている推奨数値を参考にしながら、入れすぎないように少しずつ調整してください。一度伸びてしまった革やゴムは元には戻らないので注意が必要です。

泥汚れは「温水」で洗ってグリップ力を復活させる

練習で使った後のボールは、泥や手垢で汚れていることが多いです。この汚れを放置すると、表面のイボイボが埋まってしまい、グリップ力が低下してしまいます。滑りやすくなったボールはハンドリングミスの原因になります。

ギルバートのボールは、基本的に水洗いが可能です。ぬるま湯と柔らかい布(またはスポンジ)を使って、表面の汚れを優しく洗い流しましょう。汚れがひどい場合は、少量の中性洗剤(ハンドソープなど)を使っても構いません。

お手入れのコツ

タワシなどでゴシゴシ擦りすぎると、グリップの突起まで削れてしまうので注意してください。優しく撫でるように洗うだけで、驚くほどグリップ力が復活します。

絶対にNG!ボールの上に座ってはいけない理由

練習の合間の休憩中、ついついボールの上に座ってしまうことはありませんか?これはラグビーボールにとって最悪のNG行為です。ラグビーボールは真ん丸ではなく楕円形をしているため、上から体重をかけると構造的に非常に大きな負担がかかります。

ボールの上に座ると、内部のチューブが圧迫されて変形したり、縫い目が裂けたりして、「歪んだボール」になってしまいます。一度歪んでしまったボールは、パスをしても真っ直ぐ飛ばず、バウンドも不規則になり、練習用としても使い物にならなくなります。「ボールは椅子ではない」ということを、子供たちにもしっかり教えてあげましょう。

長期間使わない時の保管方法と空気の抜き方

テスト期間やオフシーズンなどでしばらくボールを使わない場合は、少しだけ空気を抜いて保管するのがおすすめです。空気がパンパンに入った状態が続くと、常にゴムや縫い目に負荷がかかり続けるため、劣化が早まる可能性があります。

ただし、空気を完全に抜いてペチャンコにしてしまうのは避けましょう。変な折り癖がついてしまい、次に膨らませた時に綺麗な楕円形に戻らなくなることがあります。少し指で押せるくらいに緩めておくのがベストです。

保管場所としては、直射日光が当たる場所や、車のトランクの中などの高温多湿な場所は避けてください。ゴムの劣化や変形の原因になります。風通しの良い日陰や、室内の棚などに置いておくのが理想的です。

ギルバート以外のメーカーとの違いを簡単比較

ここまでギルバートを中心に紹介してきましたが、もちろん他のメーカーにも素晴らしいボールはあります。日本では特に、セプター、カンタベリー、モルテンといったブランドもよく見かけます。

「他のメーカーとは何が違うの?」と気になっている方のために、主要なブランドとギルバートとの違いを簡単に比較してみましょう。それぞれの特徴を知ることで、なぜギルバートが「世界基準」と呼ばれるのか、より深く理解できるはずです。

日本の部活で根強い人気「セプター」

「セプター(SCEPTRE)」は、日本の老舗ラグビーメーカーです。古くから日本の高校ラグビーや社会人ラグビーを支えてきたブランドで、特に年配のラガーマンや指導者には「ボールといえばセプター」という愛着を持っている方も多くいます。

セプターのボールは、革の質感が独特で、日本人の手に馴染みやすいと言われることがあります。また、白地に赤と黒のラインが入った伝統的なデザインは、日本のラグビーファンにとって馴染み深いものです。国内のローカルな大会では現在でも公式球として使われることがあり、品質は非常に高いです。

ウェアでおなじみ「カンタベリー」

ラグビーウェアのブランドとして絶大な人気を誇る「カンタベリー(Canterbury)」も、ボールを製造しています。カンタベリーのボールは、ウェアと同様にデザイン性が高く、おしゃれなカラーリングのものが多いのが特徴です。

機能面でもしっかりしており、練習球としては十分な性能を持っています。ただ、試合球としてのシェアや、技術的な先進性という点では、専門メーカーであるギルバートに一日の長があると言えるかもしれません。ファッション性やブランド統一感を重視する人にはおすすめの選択肢です。

学校体育でよく見る「モルテン」

バスケットボールやバレーボールなどで有名な「モルテン(molten)」は、学校の体育の授業などで使われるラグビーボールとしてよく採用されています。日本ラグビーフットボール協会の認定球も製造しており、品質の安定感は抜群です。

モルテンのボールは、初心者でも扱いやすい柔らかめの素材感や、癖のない標準的な作りが特徴です。アディダスブランドのラグビーボールの製造も行っていることがあり、手に入りやすい安心感があります。

それでもギルバートが「世界基準」と呼ばれる理由

いくつかのメーカーと比較しましたが、やはりギルバートが他と一線を画しているのは、「世界中のどんな大会に行っても、そこにあるのはギルバートのボールである」という圧倒的なシェア率です。

ラグビーはボールの形状や質感がプレーに大きく影響するスポーツです。普段から世界標準であるギルバートのボール(特にグリップの感覚や重心のバランス)に慣れておくことは、将来的に上のレベルを目指す選手にとって大きなアドバンテージになります。「世界と同じ感覚で練習できる」ことこそが、ギルバートを選ぶ最大のメリットなのです。

まとめ:まずはギルバートの練習球から始めよう

まとめ
まとめ

ラグビーボールの代名詞である「ギルバート」について、その歴史や特徴、選び方からメンテナンス方法まで詳しく解説してきました。

ギルバートは単に有名なだけでなく、200年以上の歴史に裏打ちされた技術と、ワールドカップで採用され続ける確かな信頼性を持っています。初心者の方がボール選びに迷ったら、まずはギルバートを選んでおけば間違いありません。

特にこれから練習を始める方には、耐久性と使いやすさのバランスが取れた「G-TR4000」がおすすめです。年齢に合わせた正しいサイズ(小学生なら3号か4号、中学生以上なら5号)を選び、適切な空気圧とお手入れで大切に使えば、長く良き相棒となってくれるはずです。

世界中のトッププレイヤーたちと同じブランドのボールを手に取り、グラウンドで思いっきりパスを放つ楽しさを、ぜひ体感してください。あなたのラグビーライフが、ギルバートのボールと共に充実したものになることを応援しています。

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