ラグビーは「紳士のスポーツ」と呼ばれますが、同時に激しいコンタクトを伴う競技でもあります。これからラグビーを始める方や、お子さんがラグビースクールに通い始めた保護者の方にとって、用具のルール、特に安全に関わる「マウスピース(マウスガード)」の扱いは気になるところではないでしょうか。「ラグビー マウスピース 義務」というキーワードで検索された皆さんは、きっと「いつから着ける必要があるの?」「どんなものを選べばいいの?」という疑問をお持ちのはずです。
結論から言えば、日本のラグビー界においてマウスピースは非常に重要な存在であり、多くのカテゴリーで着用が義務化されています。しかし、単に「ルールだから着ける」のではなく、「なぜ着ける必要があるのか」を深く理解することが、プレイヤー自身の体を守ることにつながります。この記事では、現在の義務化の状況から、マウスピースがもたらす保護効果、そして初心者の方にもわかりやすい選び方や手入れの方法まで、詳しく丁寧に解説していきます。安全に、そして全力でラグビーを楽しむためのガイドとしてお役立てください。
ラグビーのマウスピース着用義務はカテゴリーで違う?

ラグビーにおけるマウスピースの着用義務は、プレイヤーの年齢や所属するカテゴリーによってルールが異なります。現在、日本のラグビー界では安全対策が非常に重要視されており、特に成長期の選手たちに対しては厳格な規定が設けられています。ここでは、年代ごとの義務化の状況と、その背景にある考え方について詳しく見ていきましょう。
高校生以下は原則として着用が義務化されている
日本ラグビーフットボール協会の規定により、高校生以下のカテゴリーではマウスピースの着用が原則として義務付けられています。具体的には、高校生の公式試合においては2006年(平成18年)から完全義務化がスタートしました。これは、激しいタックルやラック、モールといったコンタクトプレーの中で、成長過程にある高校生の体を守るための決定的な措置でした。
中学生(U-15)に関しても同様に義務化されています。中学生年代は体が急激に大きくなり、コンタクトの強度も小学生時代とは比較にならないほど上がります。この時期に歯や顎へのダメージを受けることは、その後の成長や生活に大きな支障をきたす可能性があるため、ルールとして厳しく定められているのです。試合前の用具チェック(トス)の際、レフリーは必ず選手がマウスピースを所持・装着しているかを確認します。もし忘れてしまった場合は、試合に出場することが認められないほど、徹底されたルールとなっています。
また、ラグビースクールに通う小学生(ミニラグビー)のカテゴリーでも、高学年を中心に着用の義務化、あるいは「強く推奨」という形で指導されるケースがほとんどです。各都道府県の協会や大会のローカルルールによって「義務」と明記されていることも多いため、基本的には「ラグビーをするならマウスピースは必須」と考えて準備を進めるのが正解です。
大学生や社会人ラグビーでの扱いと推奨レベル
大学生や社会人(クラブチームやトップレベル)のカテゴリーにおいては、ワールドラグビーの競技規則上、マウスピースは「着用が認められている用具」という位置づけであり、全世界のあらゆる試合で「絶対に着用しなければペナルティ」という条文があるわけではありませんでした。しかし、これは「義務ではないからしなくていい」という意味では全くありません。
実際には、大学ラグビーや社会人ラグビーの現場でマウスピースをしていない選手を見つけるほうが難しいほど、着用率はほぼ100%に近いです。これは選手自身が、マウスピースなしでプレーすることの危険性を熟知しているからです。トップレベルの衝突は交通事故に例えられるほどの衝撃があり、生身の口元を晒してプレーすることは自殺行為に近いと言えます。
さらに、近年ではプロリーグ(リーグワンなど)において、脳震盪のリスク管理のために「スマートマウスガード(衝撃検知センサー入りのマウスピース)」の着用を義務付ける動きも出てきています。このように、ルールの文言上は「推奨」であっても、実質的にはすべてのラガーマンにとっての「標準装備」となっているのが現状です。
義務化の背景にある安全対策への意識変化
かつてのラグビー界では、マウスピースは「一部の選手がするもの」あるいは「前歯が折れてから慌てて作るもの」といった認識が少なからずありました。しかし、2000年代に入り、スポーツ医学の発展とともに安全対策への意識が劇的に変化しました。特に「脳震盪(のうしんとう)」に対する危機感の高まりが、マウスピースの普及を後押ししました。
脳震盪は、一度の衝撃だけでなく、繰り返しの衝撃が脳に蓄積することで将来的な健康被害を引き起こすリスクが指摘されています。ラグビーは頭部への衝撃を完全に避けることが難しいスポーツであるため、「少しでもリスクを減らせる道具があるなら、必ず使うべきだ」という考え方が指導者や協会の間で定着しました。
また、歯の欠損は一生の問題です。インプラントなどの治療には高額な費用と時間がかかります。「たった数千円から数万円の投資で、一生モノの歯を守れるなら安いものだ」という経済的かつ健康的な観点からも、義務化は必然の流れだったと言えるでしょう。今では「マウスピースを着けること=恐怖心を取り除き、思い切りプレーするための準備」というポジティブな認識が広まっています。
メモ: 義務化のルールは年々見直されています。所属するチームや参加する大会の要項には必ず目を通し、最新の規定を確認するようにしましょう。
なぜ必要?マウスピースが守ってくれる3つの要素

「ルールだから着ける」という受け身の姿勢ではなく、「自分の体を守るために着ける」という能動的な意識を持つことはとても大切です。マウスピースは単なるプラスチックの塊に見えるかもしれませんが、実は非常に高度な保護機能を持っています。ここでは、マウスピースが具体的にどのような危険からプレイヤーを守ってくれるのか、3つの大きな要素に分けて解説します。
歯の欠損や口腔内の裂傷を防ぐ物理的ガード
マウスピースの最も直接的で分かりやすい効果は、物理的なプロテクターとしての役割です。ラグビーでは、相手の肘や膝、頭が自分の顔面に当たることが日常茶飯事です。もしマウスピースをしていなければ、その衝撃はダイレクトに歯に伝わります。
前歯への強い衝撃は、歯を根元から折ったり、脱臼(歯が抜けること)させたりする原因になります。また、もっと恐ろしいのは、自分自身の歯が「凶器」になってしまうことです。強い衝撃を受けた瞬間、唇や頬の内側、舌を自分の歯で激しく噛んでしまい、深い裂傷を負う事故が多発します。口の中の怪我は出血が多く、縫合手術が必要になることも珍しくありません。
マウスピースは、歯全体を覆うことで衝撃を分散させ、歯そのものの破損を防ぎます。同時に、鋭利な歯先をカバーすることで、唇や舌を切ってしまうリスクを劇的に低下させます。「口の中のバンパー」のような役割を果たしているとイメージすると分かりやすいでしょう。
脳震盪のリスク軽減と衝撃吸収のメカニズム
次に重要なのが、脳へのダメージ軽減です。顎(あご)への強い打撃は、顎関節を介して頭蓋骨全体を揺らし、脳震盪を引き起こす大きな要因の一つとなります。特に、予期せぬタイミングで顎の下から衝撃を受けると、上下の歯が激しくぶつかり合い、その衝撃が脳へと突き抜けます。
適切な厚みと弾力性を持ったマウスピースを装着していると、この「噛み合わせ」の瞬間にクッション材として機能します。上下の歯の間に弾力性のある層があることで、顎から脳へ伝わる衝撃波を吸収・緩和してくれるのです。研究者の間でも議論は続いていますが、多くの現場データや体感として、マウスピースが脳震盪のリスクや重症度を下げると考えられています。
また、顎の骨折予防にも効果があります。直接的な打撃を受けた際、マウスピースがなければ下顎の骨に一点集中の力がかかり、骨折しやすくなります。マウスピースが力を分散させることで、顎の骨を守る効果も期待できるのです。
噛みしめることによるプレーパフォーマンスへの影響
安全面だけでなく、プレーの質(パフォーマンス)を向上させる効果も見逃せません。人間は重いものを持ち上げたり、瞬発力を発揮したりするとき、無意識に奥歯を強く噛みしめます。ラグビーにおけるスクラム、タックル、激しい当たり合いの瞬間も同様です。
マウスピースを装着してしっかりと噛み合わせが安定すると、首や顎周りの筋肉に適度な力が入り、頭部が固定されやすくなります。これにより、体幹のバランスが整い、本来持っている筋力を最大限に発揮しやすくなると言われています。「食いしばれる」環境を作ることが、力強いプレーを生むのです。
逆に、噛み合わせが悪い状態や、歯が欠けることを恐れて無意識に口を開けている状態では、十分な力が出せません。マウスピースは「守りの道具」であると同時に、自分のポテンシャルを引き出す「攻めの道具」でもあるのです。
相手選手を怪我させないためのマナーとしての側面
ここまでは「自分を守る」視点でしたが、ラグビーはコンタクトスポーツであり、相手を守る視点も必要です。これは「マナー」としての側面が強いですが、非常に重要なポイントです。
タックルに入った際、自分の頭が相手の口元に当たることがあります。もし相手がマウスピースをしていなければ、自分の頭が相手の歯によって傷つけられる可能性があります。逆に、自分の歯がむき出しの状態だと、接触した相手の皮膚を切り裂いてしまう危険性もあります。
お互いがマウスピースを装着することは、不意の接触事故でお互いを傷つけ合わないための配慮でもあります。ラグビー憲章にある「品位」や「情熱」と同じく、互いの安全を尊重し合う姿勢として、マウスピースの着用は必須のマナーと言えるのです。
初心者必見!自分に合うマウスピースの選び方と種類

いざマウスピースを用意しようと思っても、スポーツ用品店やネットショップには様々な種類が並んでいて迷ってしまうことでしょう。価格も数百円のものから数万円のものまで幅広くあります。ここでは、大きく分けて2つの種類と、それぞれの特徴、そして選び方のポイントを解説します。
市販タイプ(ボイル&バイト)の特徴とメリット
スポーツ用品店でよく見かける、数百円から3,000円程度で売られているのが「市販タイプ」です。その中でも主流なのが「ボイル&バイト(Boil & Bite)」と呼ばれるタイプです。これは、熱湯に浸して柔らかくしてから口に入れ、自分の歯で噛んで形を成形するものです。
メリット:
最大のメリットは「手軽さ」と「安さ」です。お店で買ってきて、自宅のキッチンですぐに作ることができます。急に必要になった場合や、成長期ですぐにサイズが変わってしまう時期の「つなぎ」として利用するには便利です。
デメリット:
一方で、フィット感は後述するカスタムメイドには及びません。どうしても厚ぼったくなりやすく、口を開けると落ちてきたり、呼吸がしにくかったり、「オエッ」となる嘔吐反射が出やすかったりします。また、成形にコツが必要で、失敗すると全く合わないただのゴムの塊になってしまうリスクもあります。
歯科医院で作るカスタムメイドの重要性と費用感
現在、ラグビー界で最も推奨されているのが、歯医者さんで作る「カスタムメイド(オーダーメイド)」のマウスピースです。歯科医院で歯型を取り、技工士さんが専用の機械でプレスして作ります。
メリット:
自分の歯型に完全に合わせて作られるため、フィット感は抜群です。口を開けても落ちてこないため、プレー中に外れる心配がありません。また、必要以上に分厚くならないよう調整されているため、呼吸が楽で、装着したままチームメイトとの会話(指示出し)もスムーズに行えます。保護能力も市販品より高く設計されています。
費用と期間:
費用は自費診療となるため医院によりますが、おおよそ5,000円〜15,000円程度が相場です。製作期間は型取りから完成まで1〜2週間ほどかかります。初期投資はかかりますが、安全性と快適性を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
ポジションや年齢に合わせた選び方のポイント
マウスピースを選ぶ際は、ポジションや年齢も考慮に入れると良いでしょう。
フォワード(FW)の選手:
スクラムやモールで激しい接触が多いため、衝撃吸収性の高い、やや厚めのタイプが好まれます。しっかり噛みしめられる耐久性も重要です。
バックス(BK)の選手:
走りながらの指示出しや、激しい呼吸が必要になるため、薄型で会話がしやすく、呼吸を妨げないタイプが適しています。カスタムメイドのメリットが特に活きるポジションです。
成長期の選手:
歯の生え変わり時期にある小学生などは、高いカスタムメイドを作っても数ヶ月で合わなくなることがあります。この場合は、比較的安価な市販品をこまめに買い替えるか、歯科医院で成長に対応できるように調整してもらうか相談するのが良いでしょう。
キッズやジュニア選手が選ぶ際の注意点
特に小学生や中学生のジュニア選手が選ぶ際、気をつけたいのが「サイズ」と「違和感」です。市販品には「大人用」と「ジュニア用(10歳〜12歳以下向けなど)」がありますが、海外ブランドの製品はサイズが大きめに作られていることが多いです。
大きすぎるマウスピースは、喉の奥を刺激して吐き気を催したり、顎関節に負担をかけたりします。無理をして大人用を使わず、必ずジュニア用を選んでください。また、初めてマウスピースをつける子供は違和感を嫌がることがあります。最初は練習中の短い時間から着け始め、徐々に慣らしていくことが大切です。「これを着けると強くなれるよ」「怪我をしないためのヒーローの装備だよ」と前向きな声かけをしてあげてください。
知っておきたいマウスピースの正しい着用と手入れ方法

良いマウスピースを手に入れても、使い方が間違っていたり、手入れを怠ったりすると、その効果は半減してしまいます。また、口の中に入れるものなので、衛生管理は非常に重要です。ここでは、日々のルーティンとして知っておくべきポイントを紹介します。
練習中や試合中の適切な装着タイミング
マウスピースは、コンタクト練習が始まる直前に着ければ良いと思っていませんか?実は、練習の最初から、あるいはアップの段階から装着しておくことをおすすめします。
理由は2つあります。1つは「慣れ」です。呼吸のリズムや口の中の感覚に慣れておくことで、試合本番でも違和感なくプレーに集中できます。もう1つは「不意の事故防止」です。タッチフットやハンドリング練習であっても、味方同士がぶつかったり、ボールが顔に当たったりすることはあります。ラグビー場に立ったら装着する、という習慣をつけておくと安心です。
また、試合中に外れてしまった場合は、すぐにレフリーにアピールするのではなく、プレーが切れたタイミングで装着し直します。ただし、地面に落ちてしまった場合は、水ですすぐなど衛生面への配慮が必要です。予備のマウスピースをソックスの中に入れているトップ選手もいますが、基本的には外れないフィット感のものを使うことが大前提です。
使用後の洗浄方法と保管場所のポイント
使用後のマウスピースは、唾液や泥、芝生などが付着しており、細菌が繁殖しやすい状態です。そのままケースに入れるのは絶対にやめましょう。
- 流水でしっかり洗う:
練習後はすぐに水道水で洗い流します。指や柔らかい歯ブラシを使って、内側の溝(歯が入る部分)の汚れを落としましょう。 - 歯磨き粉は使わない:
研磨剤入りの歯磨き粉でゴシゴシ磨くと、マウスピースの表面に細かい傷がつきます。その傷に細菌が入り込みやすくなるため、基本的には水洗いで十分です。どうしても臭いが気になる場合は、マウスピース専用の洗浄剤(入れ歯洗浄剤でも代用可のものが多いですが、成分を確認してください)を使いましょう。 - 乾燥させる:
洗った後は、清潔なタオルやティッシュで水分を拭き取り、通気性の良い場所で乾かしてからケースにしまいます。湿ったまま密閉するとカビの原因になります。
【絶対禁止!熱湯消毒】
マウスピースの素材は熱に弱く作られています。煮沸消毒や熱湯をかけると、せっかく合わせた形が変形してしまい、使えなくなります。必ず「水」か「ぬるま湯」で洗ってください。
交換時期の目安と劣化サインの見極め方
マウスピースは消耗品です。「一度作ればずっと使える」ものではありません。激しい食いしばりや衝撃によって、素材は徐々にすり減り、保護能力や衝撃吸収性が低下していきます。
交換の目安:
一般的には「1シーズンに1回」、または「1年に1回」の作り変えが推奨されています。成長期のお子さんの場合は、歯並びや顎の大きさが変わるため、3ヶ月〜半年で合わなくなることもあります。
劣化のサイン:
・噛む部分がささくれたり、穴が開きそうになっている。
・装着したときに、以前より緩くなって落ちてくる。
・変色や臭いが取れない。
・変形して歯茎に当たって痛い。
これらのサインが出たら、保護機能が低下している証拠です。ケチらずに新しいものを作成しましょう。
ルール違反にならないために!色や形状の規定チェック

最後に、意外と見落としがちな「色」や「形状」に関するルールについて解説します。せっかく作ったマウスピースが、試合当日のチェックで「使えません」と言われてしまったら大変です。特に学生ラグビーでは規定が厳しいため、必ず確認してください。
レフリーが確認しやすい色選びの基本
日本ラグビーフットボール協会や各大会の規定では、マウスピースの色について言及されていることが多いです。最も注意すべき点は、「口腔内の出血と見分けがつかない色は避ける」という点です。
具体的には「赤(レッド)」や「ピンク」などの色は禁止されているケースがほとんどです。これは、脳震盪や口の中の怪我を確認する際、マウスピースが赤いと、血が出ているのかマウスピースの色なのかをレフリーやドクターが瞬時に判断できないためです。
推奨される色は、「白」「透明(クリア)」「黄色」「オレンジ」「黒」など、出血とは明らかに違う色です。高校ラグビーなどでは、かつては「白または透明に限る」という厳しい規定があった時期もありましたが、現在は緩和傾向にあります。しかし、依然として「赤系」はNGですので、チームカラーであっても赤は選ばないのが無難です。
禁止されている形状や装飾について
形状に関しては、市販されている一般的なスポーツ用マウスピースであれば問題ありません。しかし、以下のようなものは禁止される可能性があります。
- 過度な装飾:
表面に突起があったり、他者を傷つける恐れのある装飾がついているもの。 - 破損しているもの:
ちぎれかけていたり、ささくれ立っていて危険と判断されるもの。 - 歯列矯正器具との兼ね合い:
矯正器具をつけている選手は、矯正用に対応したマウスピースが必要です。器具が露出していると危険なため、必ず歯科医に相談して作成したものを使用してください。
試合前の用具チェック(トス)での確認事項
ラグビーの試合前には、両チームの選手が整列し、レフリーによる「爪」と「スパイク」、そして「用具」のチェックが行われます。この時、マウスピースについても確認があります。
レフリーは「マウスピースを見せてください」と言いますので、選手はマウスピースを指で持って提示するか、口に装着して「イーッ」と歯を見せる形で装着を確認してもらいます。ここで持っていないと試合に出られませんし、不適切な色や形状だと交換を命じられます。
予備のマウスピースをバッグに入れておくこと、そして自分が参加する大会の規定(要項)を事前に読んでおくことが、トラブルを防ぐ一番の方法です。
まとめ
今回は「ラグビーのマウスピース義務」をテーマに、ルールの詳細から選び方、手入れの方法まで解説してきました。記事の要点を振り返ります。
- 高校生以下は完全義務: 高校生や中学生ラグビーでは着用が必須です。大学生・社会人も安全のためほぼ全員が着用しています。
- 3つの保護効果: 「歯・口の怪我防止」「脳震盪リスクの軽減」「食いしばりによるパフォーマンス向上」の効果があります。
- おすすめはカスタムメイド: 歯科医院で作るマウスピースは、呼吸がしやすく外れにくいため、プレーの質を落としません。
- お手入れは水洗いで: 熱湯は変形の原因になるので厳禁です。清潔に保ち、1年を目安に交換しましょう。
- 色のルールに注意: 「赤」や「ピンク」は出血と紛らわしいため禁止されていることが多いです。大会規定を確認しましょう。
マウスピースは、単なる義務やルールで着けるものではなく、あなた自身の体と将来を守るための「お守り」であり、戦うための「武器」でもあります。正しい知識で自分に合ったマウスピースを選び、安全に、そして熱くラグビーを楽しんでください。

