ラグビーをプレーしている方や、これから本格的に始めようと考えている方にとって、筋力の指標となるベンチプレスの数値は非常に気になるポイントですよね。ラグビーは激しいコンタクトが伴うスポーツであり、上半身の強さはプレーの質に直結します。
ネット上では「ラグビー選手なら100kgは当たり前」といった声も聞かれますが、実際には年代やポジション、競技レベルによって平均値は大きく異なります。自分の現在地を知ることは、トレーニングのモチベーションを高めるためにも重要です。
この記事では、ラグビーにおけるベンチプレスの平均値を、高校生からプロレベルまで詳しく解説します。さらに、ポジションごとの役割に合わせた目標設定や、効率的に記録を伸ばすためのポイントもご紹介します。自分のレベルに合わせた目標を見つけていきましょう。
ベンチプレスのラグビー平均を知る重要性とプレーへのメリット

ラグビーにおいて、ベンチプレスの数値は単なる見せかけの筋肉量を示すものではありません。フィールド上で相手とぶつかり合い、ボールを奪い合う中での「強さ」の指標となります。まずは、なぜラグビー選手がベンチプレスを重視するのかを整理しましょう。
コンタクトプレーの安定感を生み出す上半身の筋力
ラグビーの試合中には、タックルやモール、ラックといった激しい接触が絶え間なく発生します。これらの場面で相手に押し負けないためには、強固な体幹とそれを支える上半身の筋力が欠かせません。ベンチプレスで鍛えられる大胸筋や三角筋、上腕三頭筋は、相手を跳ね除けるパワーの源となります。
特にディフェンス時に相手を受け止める際、上半身の筋力が不足していると、衝撃を吸収できずに弾き飛ばされてしまうリスクが高まります。ベンチプレスの数値が高い選手は、それだけ衝撃に耐えうる肉体的な壁を持っていると言えるのです。これがプレー中の安心感や自信に繋がります。
また、上半身が安定することで下半身からのパワーを効率よく相手に伝えることが可能になります。スクラムやタックルにおいて、全身の連動性は不可欠ですが、その中継地点となる上半身が強靭であることは、ラグビー選手として大きなアドバンテージになることは間違いありません。
相手を押し出す力とハンドオフの力強さ
オフェンス面においても、ベンチプレスの強さは大きな武器となります。ボールを持って走る際、迫りくるディフェンダーを片手で突き放す「ハンドオフ」は、まさにベンチプレスで発揮する「押す力」そのものです。相手の胸元を強く突く力があれば、一瞬でスペースを作り出すことができます。
また、ラックやモールで相手を押し切る際にも、腕を伸ばして相手をコントロールする力が求められます。相手の芯を捉えて押し込むためには、単純な体重だけでなく、腕を突き出す瞬発的なパワーが必要です。ベンチプレスのトレーニングは、こうした実戦的な押し込みのベースを作ってくれます。
さらに、倒れ込みながらもボールを繋ぐ「オフロードパス」の場面でも、腕の筋力は重要です。相手に絡まれながらも、腕の強さだけで正確にボールを放るためには、上半身の余裕が欠かせません。ベンチプレスの平均値を超えるパワーを持つことは、攻撃のバリエーションを増やすことにも繋がるのです。
激しい衝撃から体を守る怪我の予防効果
ラグビーは怪我のリスクが高いスポーツですが、筋力トレーニングは最大の防御策となります。ベンチプレスで鍛えられる筋肉は、肩周りの関節を保護する役割も果たしています。ラグビーで多い肩の脱臼や亜脱臼などの怪我は、周囲の筋肉を強化することでそのリスクを低減させることが可能です。
筋肉は天然のプロテクターと言われることもあります。ベンチプレスの数値が上がるということは、それだけ厚みのある筋肉を身にまとっている証拠です。転倒した際やタックルの衝撃を受けた際に、骨や関節への直接的なダメージを筋肉が和らげてくれる効果が期待できるでしょう。
また、全身の筋力バランスを整える中でベンチプレスを取り入れることは、姿勢の維持にも役立ちます。正しいフォームで高重量を扱えるようになると、自分の体のコントロール能力が向上します。自分の体を思い通りに動かせるようになることは、不自然な体勢での怪我を防ぐためにも極めて重要な要素です。
【レベル別】ラグビー選手のベンチプレス平均と目標数値

ここからは、多くの人が気になる具体的な平均値について見ていきましょう。ラグビーの世界では、年齢やカテゴリーによって目指すべき基準が明確に存在します。自分の今のカテゴリーと比較して、どの程度の位置にいるのかを確認してみてください。
※ここで紹介する数値は、全国大会出場レベルやトップチームを基準とした目安です。地域やチームの状況によって多少前後することがあります。
高校ラグビー選手の平均と目指すべき100kgの大台
高校ラグビー界において、ベンチプレス100kgという数値は一つの大きな境界線です。一般的な高校生の平均が50kg〜60kg程度と言われる中で、ラグビー部員はそれを大きく上回る数値を叩き出します。花園(全国大会)に出場するような強豪校では、レギュラークラスの多くが80kg〜100kg以上を記録しています。
特にFW(フォワード)の選手であれば、1年生で70kg、2年生で85kg、3年生で100kgといったステップアップを目指すのが理想的です。一方、BK(バックス)の選手でも、最近は大型化が進んでおり、80kg以上を目標にする選手が増えています。上半身の厚みが増すことで、高校レベルでは圧倒的な突破力を得ることができます。
もちろん、入学当初から重い重量を持てるわけではありません。まずは正しいフォームを身につけ、自重を扱えるようになることから始め、徐々に重量を伸ばしていくことが大切です。高校3年間でベンチプレス100kgを達成することは、大学ラグビー以降も高いレベルでプレーを続けるためのパスポートとも言えるでしょう。
大学ラグビーのトップ層で求められるパワーの基準
大学ラグビーのトップレベル(関東大学対抗戦やリーグ戦のAグループ、関西大学リーグなど)になると、ベンチプレスの平均値はさらに跳ね上がります。FW陣であれば、120kg〜140kg程度が平均的な数値となり、150kgを超える猛者も珍しくありません。このレベルになると、純粋な筋力だけでなく、体の使い方も非常に洗練されてきます。
BK陣であっても、100kg〜120kg程度を記録する選手がボリュームゾーンとなります。大学ラグビーはコンタクトの強度が高校時代とは比較にならないほど高くなるため、この程度の筋力がなければ試合に出続けることさえ困難です。ベンチプレスの数値は、レギュラー争いにおける重要な評価指標の一つとして扱われることもあります。
大学4年間は、骨格が完成し、筋肉が最もつきやすい時期です。この期間にしっかりとベンチプレスをやり込み、平均値を大きく上回るパワーを身につけることは、卒業後に社会人やプロの道を目指す上で必須条件となります。チームメイトと競い合いながら、まずは自分の体重の1.5倍、次に2倍と目標を上げていくのが一般的です。
社会人・プロ(リーグワン)選手の驚愕の数値
日本の最高峰である「リーグワン」や日本代表クラスになると、ベンチプレスの数値はもはや驚異的です。ポジションにもよりますが、FWの第一列(プロップやフッカー)であれば、平均して150kg〜180kg以上を持ち上げます。中には200kgを超える圧倒的なパワーを誇る選手も存在し、その肉体はまさに鋼のようです。
BKの選手であっても、140kg前後のベンチプレスを平然とこなす選手が多く見られます。プロの世界では、単に重いものを持てるだけでなく、そのパワーをラグビー特有の動きの中でどう発揮するかが問われます。それでも、基礎となるベンチプレスの数値がこれほど高いのは、それだけ高いレベルのフィジカルが前提条件となっているからです。
プロ選手はトレーニングの専門家による管理の下、食事やサプリメント、休養を完璧にコントロールしてこれらの数値を維持しています。アマチュア選手がすぐにこの領域に到達するのは難しいですが、トップ選手の平均値を知ることで、自分が目指すべき究極の到達点をイメージすることができるでしょう。
【年代別・ベンチプレス目標数値まとめ】
・高校生:80kg 〜 100kg(100kgはレギュラーの証)
・大学生:110kg 〜 140kg(トップ層は130kg超え)
・プロ・社会人:140kg 〜 180kg以上(ポジションによる)
ポジション別に見るベンチプレス平均の違いと役割

ラグビーは「自由なポジションがない」と言われるほど、役割が明確に分かれたスポーツです。そのため、ポジションによって求められるベンチプレスの数値や、その筋力をどう活かすべきかも異なります。自分のポジションに最適な目標を理解しておきましょう。
フロントロー(PR/HO)に求められる圧倒的な押し込み力
プロップ(PR)やフッカー(HO)で構成されるフロントローは、スクラムの最前線で数トンの圧力を受け止める役割を担います。そのため、ラグビーのポジションの中で最も高いベンチプレスの数値が求められるグループです。彼らにとって上半身の筋力は、相手を押し込むためだけでなく、スクラムの形を崩さないための「支柱」としての役割も持っています。
フロントローの選手であれば、まずは自分の体重以上のベンチプレスを挙げることは最低条件です。トップレベルでは、体重の1.5倍から1.8倍程度の重量を扱えることが望ましいとされています。厚い胸板と太い腕は、スクラム時に相手の襟を掴んでコントロールする際や、近距離での激しいコンタクトにおいて大きな優位性を生みます。
ただし、フロントローは柔軟性も非常に重要です。ただ筋肉を固めるだけでなく、広い可動域で力を発揮できることが、怪我の防止とパフォーマンス向上に繋がります。ベンチプレスの数値を追い求めつつも、肩甲骨周りの動きを損なわないようなトレーニング構成が求められます。
セカンドロー・バックロー(LO/FL/No.8)の瞬発力とスタミナ
ロック(LO)やフランカー(FL)、ナンバーエイト(No.8)といったポジションは、フィールドを縦横無尽に走り回り、何度もコンタクトを繰り返します。彼らに求められるのは、高い筋力に加えて、それを長時間維持するスタミナと瞬発力です。ベンチプレスの平均値としては、フロントローに次いで高い数値が一般的です。
特にラインアウトでのリフティング(選手を持ち上げる動作)を担うロックや、ジャッカル(相手からボールを奪うプレー)を狙うフランカーにとって、上半身の引き剥がす力や支える力は非常に重要です。ベンチプレス120kg〜140kg程度のパワーがあれば、接点での激しい攻防において圧倒的な存在感を放つことができるでしょう。
バックローの選手は、ベンチプレスの記録更新だけでなく、セット間のインターバルを短くしたり、挙上スピードを意識したりするトレーニングも取り入れる傾向があります。実戦で何度も繰り返しパワーを発揮できる「使える筋肉」を追求することが、このポジションの平均値を超えるための鍵となります。
ハーフ・バックス(HB/TB/FB)に必要なパワーとスピードの調和
スクラムハーフ(SH)やスタンドオフ(SO)、そしてウィング(WTB)やフルバック(FB)といったバックス陣は、スピードとアジリティ(俊敏性)が最大の武器です。そのため、かつては「バックスに過度な筋力は不要」と言われた時代もありましたが、現代ラグビーではその常識は覆されています。バックスも非常に高いレベルのベンチプレス数値を記録しています。
バックスの選手にとってのベンチプレスは、ハンドオフの強化や、ディフェンス時のタックル精度の向上に大きく貢献します。平均的には100kg前後を目指す選手が多く、体格の良いセンター(CTB)などは120kg以上を挙げることも珍しくありません。スピードを殺さない範囲で、最大限の出力を発揮できる筋肉を作ることがテーマとなります。
また、バックスは長い距離を走るため、上半身が重くなりすぎると足への負担が増えるリスクもあります。しかし、コンタクトを避けて通れない現代ラグビーにおいては、平均的な筋力を備えていないことは致命的な弱点になりかねません。自分の体重とのバランスを見極めながら、適切な目標設定を行うことが重要です。
| ポジション群 | 主な役割 | ベンチプレス目安(大学〜社会人) |
|---|---|---|
| フロントロー(PR/HO) | スクラム、近接戦 | 140kg 〜 180kg+ |
| セカンドロー・バックロー | リフト、ジャッカル、突進 | 120kg 〜 150kg |
| バックス陣 | ラン、ハンドオフ、タックル | 90kg 〜 120kg |
ラグビーに活きるベンチプレスのトレーニング方法

ベンチプレスの平均値を目指す、あるいはそれを超えていくためには、ただ闇雲に重いものを持ち上げるだけでは不十分です。ラグビーのパフォーマンスに直結するような、計画的かつ効果的なトレーニング方法を実践する必要があります。
最大筋力を高めるための低回数・高重量セット
ラグビーのようなコンタクトスポーツでは、一瞬で発揮される爆発的な力が重要です。ベンチプレスの数値を効率よく伸ばすためには、「3〜5回で限界が来る高重量」を扱うセットを取り入れることが効果的です。これにより、筋肉を大きくするだけでなく、神経系を鍛えて重いものを持ち上げる能力を向上させることができます。
最大筋力(1RM:1回だけ挙げられる最大重量)の85%〜90%程度の負荷を設定し、しっかりと休息を挟みながら3〜5セット行います。この際、補助者に付いてもらうなど安全面を確保した上で、限界に挑戦することが大切です。週に1〜2回、こうした高強度の日を設けることで、着実に平均値への階段を登ることができます。
ただし、毎回限界まで追い込みすぎるとオーバートレーニングに陥り、かえって記録が伸び悩んだり、怪我をしたりする原因になります。数週間ごとに負荷を軽くする「ディロード(疲労抜き)」の期間を設けるなど、長期的なスパンで計画を立てることが、結果的に最短で記録を伸ばす近道となります。
実戦の動きに繋げるための爆発的挙上(スピード)
ラグビーの試合中、ゆっくりとした動作で相手を押す場面はほとんどありません。タックルもハンドオフも、一瞬の速さが勝負を分けます。そのため、ベンチプレスのトレーニングでも「挙上スピード」を意識することが不可欠です。重いバーベルを挙げる際、できるだけ爆発的な速さで突き出す練習を取り入れましょう。
重量を少し落として(最大重量の50%〜60%程度)、フォームを崩さずに最速でバーを挙げるセットを組み込みます。これにより、筋肉の収縮スピードが向上し、フィールド上での瞬発力に還元されます。ゆっくり下ろして、一気に爆発させる。このリズムを体に染み込ませることで、ラグビー選手らしいダイナミックな動きが可能になります。
また、最近ではVBT(Velocity Based Training)と呼ばれる、挙上速度をセンサーで計測しながらトレーニングする手法もラグビー界で普及しています。自分の動きがどれだけ速いかを数値化することで、単なる重さの追求ではない、ラグビーに特化した筋力向上を目指すことができます。
肩の怪我を防ぐための補助種目とバランス
ベンチプレスばかりを過剰に行うと、体の前面の筋肉だけが強くなり、姿勢が前屈み(巻き肩)になりやすくなります。これはラグビーにおいて、肩の怪我のリスクを高める原因となります。ベンチプレスで平均以上の数値を狙うのであれば、同じくらい「背中」や「肩のインナーマッスル」を鍛えることが重要です。
ベントオーバーロウイングや懸垂(チンニング)といった背中のトレーニングを、ベンチプレスと同じボリュームで行うようにしましょう。前後のバランスが整うことで、ベンチプレスの土台となる肩甲骨の安定感が増し、結果的にベンチプレスの数値も伸びやすくなります。背中が強い選手は、ベンチプレスの記録も強い傾向にあります。
さらに、肩のインナーマッスルを強化するための細かいトレーニングも欠かさないでください。ラグビーの激しい衝撃に耐えるためには、大きなアウターマッスルだけでなく、関節を支える深層部の筋肉が正常に機能している必要があります。これらをトータルで鍛えることが、長くラグビーを続けるための秘訣です。
ベンチプレスの記録更新を支える食事とリカバリー

ジムでのトレーニングと同じくらい大切なのが、その後の栄養補給と休養です。筋肉はトレーニングによって破壊され、回復する過程でより強く太くなります。ラグビーの激しい練習と並行してベンチプレスの数値を伸ばすには、徹底した自己管理が必要です。
筋肉を合成するためのタンパク質とエネルギー管理
ベンチプレスの数値を伸ばし、ラグビー選手の平均値に近づくためには、材料となるタンパク質が不足してはいけません。体重1kgあたり2g程度のタンパク質を毎日摂取することを目指しましょう。鶏胸肉や魚、卵などの食事に加え、練習直後や就寝前にプロテインを活用するのが効率的です。
また、ラグビーは非常にエネルギー消費が激しいスポーツです。エネルギー源となる炭水化物(米やパスタなど)が不足すると、体は筋肉を分解してエネルギーを作ろうとしてしまいます。これではせっかくのベンチプレスの努力が水の泡です。ハードな練習をする時期こそ、意識的に炭水化物を摂取し、常に体がエネルギーで満たされた状態を作ることが重要です。
食事の回数を分けることも有効な手段です。一度にたくさん食べるのが難しい場合は、間食を取り入れて血中のアミノ酸濃度を一定に保つようにしましょう。栄養管理が習慣化されると、体の厚みが変わり、ベンチプレスのバーベルが驚くほど軽く感じられるようになるはずです。
疲労を残さないための質の高い睡眠とケア
筋肉の成長は、眠っている間に分泌される成長ホルモンによって促進されます。ラグビーの練習とウエイトトレーニングを両立させるハードな日々の中で、睡眠時間を削ることは記録低下に直結します。最低でも7〜8時間の睡眠を確保し、筋肉が十分に回復する時間を体に与えてください。
また、筋肉の柔軟性を保つためのストレッチやフォームローラーによるケアも大切です。大胸筋が硬くなると、ベンチプレスの可動域が狭まり、トレーニング効果が半減するだけでなく、肩の怪我を招く恐れもあります。風呂上がりの数分間でも良いので、使った筋肉をほぐして血流を良くする習慣をつけましょう。
ときには完全にトレーニングを休む勇気も必要です。もし体に違和感があったり、記録が何週間も停滞したりしている場合は、オーバートレーニングのサインかもしれません。しっかりと休養を取ることで、次のトレーニングで爆発的な力を発揮できる準備が整います。
【リカバリーのポイント】
・毎日決まった時間に就寝する
・お風呂にゆっくり浸かってリラックスする
・ストレッチで関節の可動域を維持する
・疲労が溜まっているときは無理をしない
記録の可視化によるモチベーションの維持
ベンチプレスの数値は、数字として明確に現れるため、モチベーション管理に最適です。日々のトレーニング記録をノートやアプリに残し、自分の成長を可視化しましょう。先月は80kgだったものが82.5kgに上がったという小さな成功体験が、ラグビーへの情熱をさらに燃え上がらせてくれます。
また、チームメイトと数値を共有し、ライバル意識を持つことも効果的です。特にラグビーのようなチームスポーツでは、隣の選手が重いものを挙げているのを見ると「自分も負けていられない」という気持ちになります。互いに高め合える環境が、チーム全体のフィジカルレベルを底上げすることに繋がります。
たとえ停滞期が来ても、これまでの記録を振り返れば自分がどれだけ成長したかが分かります。ベンチプレスの平均値はあくまで目安ですが、それを目標にコツコツと積み上げてきた努力は、必ずフィールドでのプレーに反映されます。自分を信じて、一歩ずつ大台を目指していきましょう。
まとめ:ベンチプレスの平均を超えてラグビーで活躍する体を作ろう
ラグビーにおけるベンチプレスの平均値について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。年代やポジションによって基準は様々ですが、どのレベルにおいても共通して言えるのは、「上半身の強さはプレーの自信に直結する」ということです。
高校生ならまずは100kg、大学生や社会人ならポジションに合わせた平均値を目標に、日々のトレーニングに励んでみてください。ベンチプレスの数値が上がるたびに、フィールドで相手を突き放す感覚や、タックルで仕留める感触が変わってくるはずです。
ただし、忘れてはいけないのは、ベンチプレスの数値はあくまで「手段」であり、目的は「ラグビーで活躍すること」です。重さを追求するあまりフォームを崩したり、怪我をしてしまったりしては本末転倒です。正しいフォーム、適切な栄養、そして十分な休養を組み合わせながら、最強のラグビーボディを作り上げていきましょう。
この記事で紹介した平均値を一つの指標として、あなたのラグビー人生がより輝かしいものになることを応援しています。今日からのトレーニングが、明日の勝利への大きな一歩となるはずです。

